皆様、こんにちは!元CAのバンビです。
出発の10日前に旅行を思いつき、チケットを手配したのは良いけど、パスポートがギリギリだったり、急にテロが怖くなり行くのをやめようかと思ったり...
紆余曲折あったけど、
出発の朝、パスポートを受け取ってやっと機内まで辿り着きました(笑)
今日は
ついに出発!
エアフラ(エールフランス)パリ行き機内★搭乗記録
をお送りします。
エールフランスとは?
今回の旅に選んだのは、エアフラことエールフランス。
フランスのナショナルフラッグシップで、フランスを拠点に世界各国に飛行機を飛ばしています。
規模でいうとヨーロッパ1位、世界で4位だそうです。(by Wikipedia)
オシャレなCMでご存知な方も多いと思いますが、さすがはフランスの航空会社♡
By Masakatsu Ukon - Airfrance, Boeing 777-200ER F-GSPS NRT, CC BY-SA 2.0, Link
飛行機の外装も内装も、乗務員の制服も非常にシンプルなのに、とてもオシャレ!!
自分のCA時代にも、世界各地の空港でエアフラのCAとすれ違う度に「かっこいいなー」って羨ましかったです。(もともとのスタイルとかの問題もあるよね...涙)
エールフランス制服の歴史 | エールフランス日本就航60周年
狭い機内でも快適に過ごす方法
日本からパリまでの飛行時間は、直行便で約12時間と長時間を機内で過ごすこととなり、快適に過ごすためにはそれなりの対策が必要になります♪♪
元CAの経験を生かした、ちょっと変わった長時間フライトを快適に過ごす方法はこちらからどうぞ!
↓↓
元CAがこっそり教える!長時間フライトのエコノミー機内でも快適に過ごす方法
結構重要!座席選び
まずは、搭乗前の座席選びについて少し...
これに関しては、人それぞれ好みが違うと思いますが、 私が長時間フライトの時にいつもリクエストするのは「窓側」!!
ちなみに「窓際(まどぎわ)」という言い方は、航空機においては正式な言い方ではないため、新人訓練の時にみんなが注意される語句の一つです。
「まどぎわ」ではなく「まどがわ」が正解です!!
私が昔から窓側をリクエストする理由はそれはただ単に外の景色を楽しみたいから♡
毎日仕事で乗っていたって好きなんです♡
飛行機からの景色は何万回見ても飽きません!
離着時のふわーんって浮き上がる瞬間から、人も車も空港に整列している飛行機も空港そのものもドンドン小さくなって豆粒みたいになっていく景色も好きだし、曇りや雨の時は、分厚い雲を抜けたら、太陽の光がバーーーって差し込んでくるのも好きだし。
富士山が見えたり、琵琶湖が見えたり、列島や大陸の端っこが、地図のまんま上から見える時の感動もだし。
窓から見える景色全てが日常では絶対に見られない。
空も雲も海も陸もスケールが壮大で見ているだけでパワーをもらえるんです!
好き過ぎて飛行機からの景色についてだけで何万字も書けそうだけど、語り出すとキリがないので飛行機の窓側から見える景色の話はこの辺でお終いにします。
こんだけ窓側に対して熱く語った後に言うのもアレですが、実は旅慣れている人は通路側を選ぶことの方が多かったりします(笑)
機内で快適に過ごすための座席選びに関しては、また今度詳しく書こうかなと思うんですけど、毎度のこと何時になるか分からないので…
簡単に!
座席別メリットデメリット
分かっているかと思いますが、私は一般庶民なので、エコノミークラスの話をしていますよー^^;
通路側
好きな時にお手洗いに立ったり、体勢が辛い時は席を立って少し機内を歩き回ったりストレッチしたり。自分のペースで過ごすことができるのが、何と言っても通路側の利点です!
ただし、自分の内側の人が席を立つ度に、自分は寝ているのに何回も起こされたり、映画の邪魔されたりする場合もあります...
あと、通路側に頭や体の一部が出てたりすると暗い中で通路を歩く人がぶつかって来たりします。
ごく稀にCAの操作するカートがぶつかったりする事件が起こることがあります...本来ならCAが気をつけるべきことですが、カートに当たると痛いのでくれぐれも通路に頭や足を出さないように気をつけてくださいね。
実は、私は社用で乗った時に通路側に頭を垂れて寝てしまって、思いっきりカートでガーンっ!て当てられたことがあります。安眠を妨害された上、めちゃ痛かったです。社用だったから文句は言わなかったけど、これ、お客様なら完全に激怒するパターンだったと思います。
窓側
さっきも言ったように外の景色が楽しめるし、それ自体が飛行機で旅をする醍醐味であるとすら私は思っちゃいます。って言っちゃうと、航空会社的には窓側以外の席の立場なくなっちゃうけど...たまにお客様の中には、飛行機が怖いので窓側が嫌いと言う人もいます。
窓側は必然的に壁になっているので、日よけを閉めて窓と自分の隙間に枕を挟んで横向きにもたれ掛かって寝ることができるので、狭い空間を通路側や真ん中の席よりも上手く使える気がしますし、隅っこで誰にも邪魔されず爆睡できるのも利点です!
窓側のデメリットは、通路側の人が映画を見たり寝てたりするとお手洗いに立ったりするのに躊躇してしまい、自分のペースで動けないことです。内側の座席の場合は、お食事のすぐ後、もしくは隣の人の映画が終わったタイミングでお手洗いに行くことをおすすめします。
真ん中
どっちの利点の恩恵を受けることもなく、1人の場合は両側が知らない人だし、大きな人だったりしたら、かなり辛くなります。
真ん中は「2人以上でお連れ様とお隣になる」以外のメリットはまるでないです。1人の時は真ん中は絶対におすすめしません!!
もし席の指定が出来るなら絶対に窓側か通路側でリクエストした方が良いです!!
今回のエアフラは、追加料金が掛かりましたが窓側からお隣同士の2席をリクエストしました。(確か1人2700円だったと思います=エアフラのページ見たら20ユーロとなってました)
追加料金がかかる場合は、非常に迷うところですが、特に1人の場合は、12時間真ん中の席で大きな人に囲まれる可能性を考えると、少しの追加料金を支払って、好みに応じて「通路側」か「窓側」をリクエストした方が得策かなと思います。
それでは、いよいよ本題の!
エールフランス
エコノミーでの12時間レポート
機内の様子
ブログを書く想定の旅行ではなかったため、こんなでしたよ!っていう写真を撮っていません^^;
機内の様子は下記「グーグルマップ」でお楽しみくださいませ♪♪ (便利な時代だわ〜)
座席は最近支流の人間工学に基づいて作られている、硬め薄めの座席で前後の圧迫感は余り感じません。
当然ながら一つ一つの座席に個人画面&充電用のコンセントとUSBが付いています。
次に個人画面について。
機内プログラム
搭乗後まずビックリしたのが、さすが世界4位の規模を誇るエアフラ!最新鋭と思しき個人画面のシステムが導入されていました。
もう今更特筆すべきことではないのかも知れませんが、この日搭乗した羽田−パリ便では(飛行機の型よっても違う場合があります)
映画は世界各国の映画、恐らく100以上から選べて、もちろん日本映画も10作品ぐらいあるし、欧米の他に韓国や中国やインドのなんかもあり、とても充実していました。
映画の他にもミュージックビデオやショートドラマ、ゲームやチャットも。ゲームやチャットは離れた席の人とできるっぽかったです。
あんまり意味ない機能のような気がするかもしれませんが、これは画期的です!お連れ様と機内で離れ離れの席になっちゃった時にチャットで会話ができるのは便利です。
(実際にはやってないので詳細は分からない…)
フライトモード
私は離着陸時や映画を見てない時は、大体このモードにしてコックピット感を楽しんでいました。
お食事サービス(1食目)
離陸後30分ぐらいしたら、おしぼりが配られ、その後は順番にドリンクとお食事サービス。
お食事♡
洋食と和食から選べます。
どこの航空会社もだいたいそうだけど、サイドディッシュやデザートは洋食も和食も一緒でメインの「アントレ」だけを選べるようになっています。
洋食はチーズとトマトソースの掛かったカツレツ。
(ミラノ風?エアフラだけど?)
味はまあまあ。
いわゆるエコノミークラスのお食事といったところ。
さすがはフランスだからか、パンが美味しかったです♡
こちらは和食の白身魚の照り焼き。
和食にはインスタントのMISO SOUP(お味噌汁)のサービスも。洋食の私にも「いかがですか?」と聞いてくれて、結局は和食でも洋食でもお味噌汁もらえました。
フォークとナイフはプラスチックだけど、お洒落♪♪
私のお食事後の楽しみ方↓↓
ワインとチーズをつまみに映画。
赤と白から選べますが、白ワインは私の好きなソーヴィニヨンブラン!
フランス南西部のコート・ド・ガスコーニュのワインです。
食べ終わってからお茶、コーヒー、紅茶みたいにポットで回ってきてくれるスタイルは大体どこの航空会社でも一緒みたいです。私はワインを飲みながらでも食後のコーヒーを飲みたいのでちょうど良かったです。
映画
最初の方にも書いたように、映画はたくさんあって、何を見ようか迷っちゃうくらいだったけど「なんとなく面白そう!」と思って、この日、私が機内で見た映画はこちら
↓↓
「人類移住プロジェクト」で別の惑星に移住する巨大宇宙船が舞台のSF映画です。
目的地までの飛行時間は120年!乗客とクルーは冬眠装置に入り、宇宙船の運転や内部のシステムは全て自動制御の安全な旅。
...のハズが、機械の故障により1人の男性が予定よりも90年も早く冬眠状態から目覚めてしまうところから物語が始まります。
↓↓日本語の予告編です!(音が出るのでご注意くださいね)
映画 『パッセンジャー』 予告 - YouTube
舞台は最初から最後まで宇宙船の中で、良くある密室パニックムービーかと思いきや、そういう訳でもなく、色々な葛藤とその後のストーリー展開が良く考えられていて、最後まで見てほんわか暖かい気持ちになって、ちょうど良い感じで眠りにつきました〜
結構面白かったのでおすすめです♪♪
パッセンジャー
機内で映画を見る時は、映画の長さと内容がとても重要です!
「元CAのおすすめ&絶対見ちゃダメな機内映画」という記事も書いてます。
近々、飛行機で長時間移動する方は、ぜひご参考になさってください♪♪
おすすめ5選よりもメインは「見ちゃダメな映画」の方です。なんで見ちゃダメか解説も書いてます!
お食事サービス(おやつ・2食目)
通常12時間のフライトの時間配分は、こんな感じになっています↓↓
真ん中の「おやつ」タイムは、パンやクッキーなどフライトによって内容も違いますし、配り方も時間帯や路線によってまちまちです。
機内を明るくして飲み物と一緒に配る場合もあるし、暗いまま起きている人だけに渡す場合も。
夜間フライトの場合は、あえて配らず機内の後ろのギャレー(キッチン)付近にディスプレイしておいて乗客が勝手に好きなだけ取っていける、セルフサービス形式の場合も良くあります。
今回のフライトではセルフサービス形式でした。
↓↓
これ、ちょっと写真で分かりづらいけど、手前に写っているのは「人形焼」なんです。エアフラで人形焼って...(笑)
2食目は、到着約2時間前ぐらいに機内が少し明るくなり、一斉に配られました。
こちらは選択制ではなく、みな同じメニュー↓↓
サラダとラザニアとパン、デザートはパンナコッタです。(イタリア風?エアフラだけど?笑)
パンナコッタが結構美味しかったです♡
機内でぐっすり寝るコツ
安眠グッズなどは、別の記事で色々紹介していますので、ここでは私が実践している簡単な方法を一つ紹介します!(実践しているというか、結果的に何時もそうなってしまう方法...)
我が家では、前日にバタバタして殆ど寝ないでギリギリまでパッキングをしていることが多いので、そのお陰もあってか、機内ではいつもぐっすり眠れます!
前日に寝なければ、必然的に機内では眠くなるのです!
単純な方法ですみません。
あとは機内でお酒を少し飲んで、色々なグッズを活用して少しでも快適にすると結構眠れると思います♪♪
機内で快適に過ごす方法(快適グッズの紹介)
海外旅行であると便利な持ち物(100均グッズの紹介)
そうこうしているうちに、
もう間もなく目的地「パリ・シャルル・ド・ゴール空港」に到着です。
と言うわけで、今日は
パリ弾丸旅行記より〜
エアフラ(エールフランス)パリ行きのエコノミー搭乗記
をお送りしました!
続く♡
↓↓↓
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます♪♪