元CAバンビのずぼら日記

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元CAが伝授!独学ソムリエ2次試験対策★テイスティング★品種別おすすめ練習ワインリスト付き♪♪

こんにちは!元CAでソムリエのバンビです。
この記事は大量に記憶するだけの「ソムリエ試験」はさっさと合格して、早く自分の好きなワインの勉強をしたい方や、資格としてどうしても持っておきたい方に向けた
「ソムリエ&ワインエキスパート試験に受かるための2次試験の勉強法」を紹介しています。

◆2021年、2022年の出題品種予想♪♪
過去10年間の出題傾向から予想しているため、毎年高確率で当たってます!
↓↓

【2023年品種予想】ソムリエ・ワインエキスパート2次試験テイスティング過去10年の出題傾向から大胆予想! 

せっかくなので今年も予想しちゃおうかなぁと思っています。
更新通知を受け取りたい方は、Twitterフォローよろしくです(^-^)

 

◆テイスティングの練習に使える「練習用コメントシート」はこちら

◆ソムリエ1次試験「独学での勉強法やアドバイス」はこちら

 

**まずこの記事について**

一次試験の時から私の「独学ソムリエ勉強法」を読んでくださった方はご存知かと思いますが…

私は一次試験の3週間前から独学で勉強を始めて、一次試験が終わった後からテイスティングの勉強をし始めました。かなり短い勉強期間でしたが、効率的に勉強することで一発合格できたのだと思います。

本来、ワインというものは何ヶ月も何年もかけてたくさん経験をしながら、知識やテイスティング、ソムリエはサービス所作などの技術を習得していくものなので、付け焼き刃にちょっとやったくらいでは全く歯が立ちません!

が、ソムリエ、ワインエキスパート試験は別です。

試験はあくまでも試験なので攻略法や効率よく勉強する方法が存在します。

この記事では、もう試験まで時間がない方や、もともと私のように長い時間をかけて勉強をするのが嫌いな、いわゆる一夜漬けタイプの人が「試験に受かるためだけ」に効率的に何をするべきなのかを、私の経験を元にまとめています。

なので、あくまでも"ワインの勉強"ではなく「ソムリエ&ワインエキスパート試験に受かるための勉強法」ということを忘れないでくださいね。

まずは試験に合格して、有資格者としてたくさんワインに関わって経験を重ねていきましましょうね〜(^-^)

 

 


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独学でもできる!2次試験のテイスティング対策


9月に入り、2次試験まであと約1ヶ月となりましたが、これから試験対策をなさる方でも、
独学で絶対に合格できる取って置きの勉強法を教えちゃいます♡♡

このやり方で勉強すれば、たとえ品種が分からなかったとしても合格できます!
皆様のお役に立てれば幸いです。

 

ソムリエ2次試験に受かるためには

 

昨今、2次試験に出題されるワインの品種に関して、これまで出題されたことがないような品種もちらほらと見受けられますが、私の勉強法では、一般的な王道の品種をやっていれば必ず合格します!


ソムリエ2次試験のテイスティングでは70~75%の人は合格なので、品種を全部当てようなんて思わないで、まず下位30%を脱すれば良いと思ってください。

ただし、下位30%を脱すれば良いだけ!と言っても、この2次の受験者たちを舐めてかかってはいけません!

もう1次試験を受験した皆様なら、お分かりかと思いますが、あの膨大な記憶試験を突破してきた方達です。運やちょろっと勉強しただけではゼッタイに受からない試験。

2次を受ける人たちは全員、努力家でたくさん勉強した人たち。勉強することができる人たちです。その中の上位70%に入らなければいけないと言うことです。

でも、コツを抑えて、きちんと対策をしていれば大丈夫です!

この記事では、テイスティングの本に載っているような細かい品種別、生産地別の特徴や見分け方と言ったことではなく、2次試験に受かるためにどうすれば良いかと言うことに重点を置いて「ポイント」をお伝えします。

テイスティングに関する細かいことは、プロの方たちが書いた本にお任せします♪♪


おすすめの本↓↓

テイスティングの基礎〜品種別、産地別の特徴の細かい説明や、外観の色合いも写真とチャートを使って説明されていて、とても分かりやすいです。

 

 

テイスティングの概要


ソムリエ試験では3種類のワインをテイスティングして、下の各項目について答えていきます。(エキスパートは4種)

 

外観

香り

味わい

提供方法

収穫年

生産地

主なぶどう品種
 


「外観」の中にも「輝き」「色調」「濃淡」...など更に細分化されていて、マークシートから選んで解答します。

全てのコメントは、予め書かれた選択肢から選んでマークしていくだけなので、当然ながらドラマや漫画に出てくる、

お花畑のような、とか、絵画に例えると…

みたいな訳の分からないのはいらないんです!(笑)

 

それに、これは「試験」であり「コンクール」ではないので、シャトーを当てたり、年代物の高いワインや難解なワインを当てる訳でもありません。(そもそも予算の関係で価格の高いワインは試験には出ません)

ソムリエ試験では、ごくごく一般的な、世界中で飲まれていて、特徴の捉えやすいワインが出題されます。

少数の人しか飲んだことのない珍しい品種なら、誰も品種を答えられないので試験にならないからです。

だけど、万が一、自分が飲んだことのない品種が出題されても、私の勉強法なら大丈夫です!

それを今からご紹介します。

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何品種当てれば合格できる?


客室乗務員は、ソムリエの資格を持っている人がとても多く、毎年、同僚のうちの誰かはソムリエ試験を受けているので、相談にのったり、一緒にステイ先でテイスティングの練習をすることがあります。

一般的な品種やメジャーな生産国のワインは、おおよそ当てることはできますが、世界中のワインを飲んでいるCAでさえ、まったくのブラインド・テイスティングの場合は、無数のワインの中から、1つ選んで品種を言い当てるのは至難の技です。

生産地、収穫年に至っては、シニアソムリエならまだしも、勉強中でこれからソムリエになろうとしている人たち、言ってみれば素人の集まりなのですから、殆どの人は言い当てることは難しいと思います。(本番は選択式なので一番しっくりくるものを選べば大丈夫!)

では、品種はいくつ当てれば合格なのでしょう?

実は、私の周りには1品種も当ててないのに合格している人たちが何人もいます。

 

なぜなら、ソムリエ試験は品種や年代を言い当てるクイズのような試験ではないからです。


恥ずかしいので皆あまり自分からは言わないのですが...

実は、私も3つのうち1品種しか当てられなくて。
落ちたら恥ずかしいので先手を打って「1品種しか当ててないので無理だと思います」と周りの人に言って周っていたら「あら、アタシなんか1品種も当ててないのに受かったわよ!」という人たちが何人も居たのです(笑)

そして、実際に私も1品種しか当たってないのに…なんと!
受かっていました♡

一方、ネットの情報などを見ていると、2品種当てたのにも関わらず、残念ながら不合格だった人もいます。

1つも品種を当ててないのに受かった人たち、2つ当てても落ちた人たち。

この違いにはきちんとした理由があるのです。
順を追って説明します。



そもそもソムリエとは何をする人たち?

 

Wikipediaにはこう書かれています。
(残念ながら、教本の中には探せなかった...)

ソムリエ(仏: sommelier、女性単数形:sommelière)は、レストランで客の要望に応えてワインを選ぶ手助けをする、ワイン専門の給仕人。

by wikipedia

 

将来は国際コンクールに出て一流のソムリエとして名を馳せたい方も中にはいらっしゃるのでしょうが、

元々のソムリエの役割は「お客様のご要望をお伺いして、その場の雰囲気やお料理に合わせたワインを選んで、そのワインにあった提供方法で、一番良い状態でワインを提供する」ことです。

ソムリエ試験はそれができるかどうか?を確認するための試験だと言うことを忘れてはいけません。
 
品種は、当てられればそれに越したことはないですが、ワインの特徴である「外観、香り、味わい」のコメントは(マークシート方式)全て得点になりますし、2017年に発表された得点の配分によると、品種や生産地の配分よりも遥かに高いことが分かります。

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私の考える2次試験受験者の層 

 

ここからは私の持論です。
裏付けがあって言っている訳ではないので、サラリと読み流してくださいませ。
でも、受かるための考え方としては、概ね合っていると思います。
 

受験者は、大きく4つの層に分けられます。

 

(1)品種や産地、年度を高い確率で当てている人たち。
  当然コメントも当てている。

 

(2)品種は大体当てられるけど、産地や年度には確信が持てない人たち。
  コメントはおおよそ当てている。

 

(3)品種に確信が持てない、コメントも何となく。
  年度や産地は、ほぼ分からない。

 

(4)2次の勉強を全くしていない。
   1次に受かると思っていなかった。
  もしくは2次は来年と考えている人たち。

  

上記で、今もし(1)(2)の層に入っているのであれば、もう2次は受かったも同然です。私からのアドバイスもありません(笑)
ぜひ、ご自身の勉強方法で、更なる高みを目指しましょう!


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2次受験者の中でもっとも多い層は?


統計をとった訳ではないので、こちらも持論ですが、残念ながら、上記の(1)と(2)の層に入っている人の割合は全受験者の中で3割にも満たないかと思います。

ワインスクールに通っている、通っていない、に関わらず、
恐らく、ほとんどの人が(3)です!!!

 

「品種に確信がなく、コメントも何となく選んでいる人たち」 です。

ほとんどの人たちがこの層で、受かる受からないも実際のところ当日の運も関係しているギリギリのところに多くの受験者が居ると思われます。

なので、この「運任せ」の状態を少しでも「確実」に近づけて、ギリギリ層から脱出し(上位70~75%の方が受かるので)(3)の人たちの中でも上位層に入れば
絶対に合格です!!!

※ちなみに(4)の2次の勉強を全くしていない人も、今からでも遅くないと思います。なんてったって、あの難関の1次試験に受かったんですもの!
とりあえず、諦めず、ぜひ挑戦してみてくださいませ^0^

今年受からなくても良い人たちは...

ゆっくりと深くワインの勉強を1年かけてすれば良いので、それはそれで、とても有益なことだと思います。

もっと深い知識を得られるし、今後ソムリエとして働くなら勉強は続けていかないといけないけど、ソムリエ協会のコメントに沿った、お手本のような勉強は、この時ぐらいしかしないんじゃないかな?とも思う。

 

ぜひ、こちらも参考にしてくださいね(^-^)

【2023年品種予想】ソムリエ・ワインエキスパート2次試験テイスティング過去10年の出題傾向から大胆予想!

 

それでは、ここからが本題!

独学でのテイスティング勉強方法とは?

 

勉強のポイント→テイスティングの方法→具体的な勉強方法

の順でお送りします。

 

何にポイントを置いて勉強するの?


今から付け焼き刃で勉強をしても、1ヶ月ちょっとで産地や収穫年まで当てられるようになるのは難しいかと思います。

それよりも「どんなワインなのか?」にポイントを置いて勉強をした方が遥かに得点が取りやすく、当日まったく検討が付かない品種が出たとしても、コメントで得点が取れるので合格する確率は高くなります。

きちんとテイスティングの分析をしてコメントをある程度できるようになれば、後は、どの品種が来ても、コメントで得点をとることが出来るのに対して、

「シャルドネ」はこう言うコメント。「ピノ・ノワール」は...と丸暗記しているだけだと、知らない品種が出た場合や、自分の思い込んだ品種が間違っていた場合は大きく外してしまい、得点が取れなくなってしまいます。
 

採点の方法が詳細に発表されている訳ではないので、これは推測の域を出ませんが、マークシート方式なので △(さんかく)の加点などはないと思われます。

品種選択で飲んだことがない「ジンファンデル」を、何となくコメントから「カベソー」や「シラーズ」と回答してしまった場合はもちろん0点だし、まったく極端に見当違いな「ガメイ」と答えても、同じ0点。

ただし「カベソー」や「シラーズ」と回答した場合は品種こそ0点ですが、コメントはそこまで外していないと思います。(というか、コメントの結果として品種を選んだのだから…)

ソムリエ協会が発表している点数の配分からみると、ワインの印象や提供方法の部分は全体の78%を占めています。

ですから、品種を当てることにポイントを置くよりも、テイスティングの分析力を身につけ、ソムリエ協会の求めるコメントを出来るようにすることの方が重要なのです。

最終的にコメントの結果として、一番しっくりくる品種、産地、収穫年を選んで回答するようにしましょう。
あれこれ考え過ぎず、ここは当たればラッキーぐらいの気持ちで。

決して、選んだ品種と辻褄が合うように最初に選んだコメントの方を変えてはいけません。品種は当たってないかもしれないから!

また、ワインの品種を知る上で外観はとても重要ですが、外観だけで品種に当たりを付けてしまうと、どうしてもその品種にすり寄ったコメントを選んでしまいがちで、品種が当たっていないと結果的に、コメントを大きく外してしまう恐れがあります。

1品種も当てられないのに合格している人と2品種当てたのに不合格の人の違いは、ここにあるのです!!

2品種当てたとしても、あとの1品種を大きく外してしまうと全体の3分の1を外してしまうことになります。2品種はコメントも全て合っていると仮定しても、正解は3分の2、つまり約66%です。

一方、品種、産地、生産年を全て外したとしても、3品種のコメントをきちんと回答できていると仮定すると、正解は78%です!

はい。もう何をポイントに勉強すべきか分かりますね!!

 

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では、次に進みます。そもそも...

テイスティングってどうやってやるの?

 

独学で一番困るのは「テイスティングのやり方」ではないでしょうか?

実際に、

グラスをどのぐらい鼻に近づけるの?
何回くらいグラスをまわすの?
口に含んだワインは飲むの?

など、ワインは何度も飲んだことがあるけど「テイスティングのやり方」など文章で読んだだけでは中々イメージができないし、自分のやり方が間違えてたらカッコ悪いな。とか思ってしまいます。

テイスティングってこんな感じ↓↓
★YouTube ソムリエ選手権の動画★
(長い動画ですが、開始30秒〜1分の間だけで良いので、どんな感じか見てみてください)

www.youtube.com

基本的にはこんな感じです。フランス語を喋る必要はありません(笑)

ソムリエ試験会場では、長机の上に一人一人の目の前にワイングラスが3つ(エキスパートは4つ)とその他のお酒が置かれていて、座ってテイスティングをして、解答用紙のコメントをマークしていく感じになります。

独学の人もテイスティングとはどんなものかな?っていうのを知るために1日だけの講座やワインスクールの体験みたいなものに参加してみると良いでしょう!

↓多くのCAが通っているワインスクール。体験もあります♪♪


私は会社の先輩などに教えてもらって勉強しましたが、テイスティングの際にワインを口から出したことは一回もなくて(汗)試験の当日もワイン以外の「その他のお酒」も含めて全て飲み干しました!!←こんな人でもソムリエになれているんです!!
大丈夫です♡

 

ちなみに、テイスティンググラスは国際基準のものを使います。
まだ持っていない人は、早急に揃えましょう♪♪

 

 

大体4~6脚セットで販売されています。
一度に赤と白3種ずつ勉強できるので6脚あると便利です。


売り切れの場合は、国際基準じゃないけど似たようなものが売ってますので、テイスティング練習用と割り切ってダイソーで揃えましょう!(笑)

国際基準のグラスは、思ったよりも小ぶりですので(教本にサイズが載っている)きちんと定規で測って大体同じぐらいのものを選んでくださいね。

 

それでは、いよいよ...

具体的な勉強方法

 

プロの先生のカッコイイ(?)テイスティングの方法を学んだところで、いよいよ具体的に何をどうすれば良いのかをお伝えしますね。


独学なので、実際に基準が分からないので「白い花の香り」とか「ペトロール香」って言われても、どの香りがその香りなのかが、イマイチ分かりません。

まずは、香りや味の基準を正確に頭(鼻?舌?)に叩き込む必要があります。

 

こちらは、ワイナロマ と言って様々なワインの香りのアロマがセットになったものが売られています。少々高額ですが、独学で香りの勉強をするにはあった方が良いでしょう。

 

↓↓こちらは「アロマ」がカードになった、アロマキットの安価版です♪♪

ワインの香り: 日本のワインアロマホイール&アロマカードで分かる!

 


私が受験した時は、1次試験の結果発表後に買おうかどうしようか迷っているうちにどちらも売り切れてしまいましたので、購入はお早めにどうぞ♡


2021/9/26更新
今年2次試験を受験される方は、ぜひ、こちらも参考にしてくださいね(^-^)

【2021年品種予想】ソムリエ・ワインエキスパート2次試験テイスティング過去10年の出題傾向から大胆予想!

 

香りの勉強と並行して、実際にテイスティングの勉強もしていきましょう。

 

STEP1. 初心者におすすめ!世界のワインが飲み比べられるセット

初めてテイスティングの勉強をする、という方には、まずは味や香りの違いを感じてみるのがおすすめです。
こちらは様々な産地のワインが飲み比べられるお得なセットです。

まずは「品種がどうこう」というよりもワインによって全然味や香りが違う!というところを感じて欲しいのです。

・フランス(ボルドーや他の地域)
・イタリア
・スペイン
・チリ
・オーストラリア
・スロベニア


通常は1本1,500円程度のワイン12本、合計 16,830円のところ、セットで購入すると10,000円以上安くなって6,578円と、めっちゃお得です!

さらに(そこまで細かくはないですが)この会社の専属ソムリエさんによるコメントなども読めますので、テイスティング初心者におすすめのセットです♪

↓各ワインのコメントこちらのリンクから読めます。

3大銘醸地入り!世界の選りすぐり赤ワイン12本セット

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STEP2. ソムリエ解説付き練習用ワインセット


ワインにより味や香りが違うということがわかったら次は、下記のようなプロのソムリエの先生の解説付きのソムリエ2次試験専用の練習ワインセットです。

ソムリエ2次対策のためのソムリエ協会の基準の「香り」や「味」を抑えるのには一番の近道と言えます!

こちらは、ワインスクールのアカデミーデュバンさんが販売している、解説動画付きのワインセットです↓↓

テイスティング動画解説付きワインセット

 

ワインスクールならではの動画解説付きですので、品種それぞれの特徴を捉えるのに役立ちます。

**********************************

また、ソムリエ試験用にこれまで出題されたことのある、様々な品種がお得なセットになったものもあります。

1人で練習する場合はハーフボトルのセットがおすすめです!

■送料無料■ソムリエ試験に最適品種別飲み比べ ハーフボトル ワイン10本セット ...

 

これらは試験近くなると売り切れてしまうので、早めにご購入することをおすすめします!!

万が一、上記セット↑↑も売り切れている場合は、最終手段の「本」です。

実際、私はモタモタしていたので、コメント付きのワインは全て売り切れになってしまいました。
ので、最終手段で私が2次試験で使った3冊をご紹介します!

この3冊と、掲載されているワインだけで勉強し合格してます!
(難点は、本の場合は自分でワインは揃えないといけないと言う部分)

私のバイブルです♪♪
↓↓↓

少し古い本だけど、ソムリエのコメントに関してはこの本が一番だと思います!
今は「中古書籍」しか販売していないみたいだけど、ゼッタイ価値あります!!

 

テイスティングの基礎は↓↓下の本で勉強しました。 

外観や香りの特徴について「写真」で一つ一つ解説してあるので、とても分かりやすく、また、この本の「テイスティングチャート」に従ってやって行けば、品種を外したとしてもコメントの方向性を大きく外すことはないです!!

 

 

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道具や本やワインを揃えたら、いざテイスティングです。


 

香りを自分の経験と擦り合わせる

大事なことは、コメントは、ソムリエ協会が用意する正解コメントを選択しなければなりません。

いくら自分で、これはキノコの香りがすると思っても選択肢にないかも知れないし、ソムリエ協会が考えるいわゆるキノコの香りは自分の考えるものとは違うかも知れません。

アロマでも、ワインのセットでも本でも、香りや味は初めて感じるものもあるかも知れませんが、基準になる「香り」や「味」を覚えるために、私の場合は、全て今まで経験した「何か」に置き換えるようにしました。

ラズベリーや蜂蜜やアーモンドといったいわゆる食べ物の香りは、だいたい分かると思うんです。

だけど、石油や鉄、湿った土などは食べたことがないし、ちょっと想像しにくい。

 

そのような場合は、子供の頃から慣れ親しんだ「何か」に置き換えることで、より鮮明に記憶に残り、嗅ぎ分けられるようになります。

 

例えば、リースリングに現れやすいと言われる特徴的なペトロール香、いわゆる石油香ですが、私には、どうしても子供の頃遊んだ灰色の粘土の匂いに感じたのです。
粘土も油が入っているので、まあ当たらずとも遠からずですが...

ですが「粘土の香り」なんていう項目は無いので
「私の粘土の香り」=「ソムリエ用語ではペトロール香」
という風に変換して覚えます。

 

「おばあちゃんの家の玄関の芳香剤」=「白い花の香り」
「花火の終わった時の匂い」=「火打ち石」

とか。
※これは、あくまでも「私」が感じている香りですので、皆様はご自身の馴染みの香りに置き換えてやってみてください。

ペトロール香などは一般的には、キューピーちゃん人形の匂いに例えられたりしますが、実際のところ私はキューピーちゃん人形の匂いを嗅いだことがないので、そっちの方が分かりにくかったりしました(笑)

 

まずは、品種、生産地、収穫年が分かった状態で、そのワインのコメント=外観、香り、味わいをしっかり分析しながら「自分の言葉→ソムリエ用語」で書く練習をしましょう。

これを一通りやって、大体のコメントを頭に入れたら、今度は、ブラインドテイスティング(品種がわからないようにして)の練習です。

 

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ブラインドテイスティングのやり方 


ブラインドテイスティングは、実際のソムリエ試験では赤と白が混ざって出てきますが、赤と白は見れば分かるので、練習の時は、

白だけ3種、赤だけ3種、もしくは、赤と白で6種類いっぺんにやります。

 

手伝ってくれる人がいる時は、とても簡単で、番号を書いたポストイットをグラスに付けて、同じ番号のものをボトルに貼っておいてもらいます。

一人で練習する場合は、ポストイットに小さく番号を書いて織り込んで見えないようにしてから貼って、ワインを注いでから目をつぶって、ぐるぐるグラスを混ぜてやります。(ちょっと滑稽だけど、1人の時は仕方がない...)

そして、この時に大切なのは、品種を当てることではなく
「適切なコメントを選ぶこと」です。

私は毎回、自分で作ったテイスティングシートにコメントを書き込むようにしていました。

 

最近はこんな便利なものも売られているので、独学でテイスティングを練習する場合には持っておいても良いかもです↓↓


ブラインドテイスティングボトルスリーブ 08920 ラインドテイスティング トレーニンググッズ ボトルカバー

 

自作コメントシート


ソムリエ協会の過去問を元にコメントシートを作ってみましたので、もし良かったらプリントアウトしてお使いください♡
(右上の矢印をクリックするとダウンロードできます)

初めのうちは、空欄に自分の考える香りも合わせて書いて覚えると良いです。
また、一般的な物を載せてますが、シートにないコメントもあるので、その辺は手書きでお願いします。

2022年8月11日追記〜〜
コメントシートを最近の傾向と実態に即したものに少し改良しました。
また、これまで1度も選択肢として選ばれたことがない項目については、選択肢のバックをダークグレーにしてみました。ぜひご活用ください。

赤ワイン用

白ワイン用


私の場合は、ノートを作って左側のページにエチケット(ワインのラベル)、右側に自分の作ったコメントシートを貼って、何時でも見返せるようにしていました。

外したコメントもそのまま残しておき、自分が何をどう間違えたのかを確認して→正しいものを覚える。を繰り返しました。

 

その他のお酒

 

ミニチュア ボトルセット(リキュール・スピリッツ)

これは全体の4%にしかならないので、実際のところ、余り重要ではないかな?と思いますが、スピリッツやリキュールは一度飲めば覚えられるので、試験近くなったら一通り味見しておいても良いかもしれません。(余り早くやりすぎると味を忘れてしまうから)

こちらも試験近くなると売り切れるかも知れませんので、早めに手に入れておくと良いでしょう。
ただし、点数の配分は少ないので、ここに余り力を入れすぎてはいけません!(時間があったらやる、くらいで)

 

 

品種別おすすめワインリスト ♪

今回のおすすめワインリストでは、一般的に流通しているワインの中から、お手頃価格(2,000円前後)でありながら、きちんと品種や産地の特徴が感じられるワインを選びました。

まずは◎が付いた主要品種を中心に勉強してください。

主要品種についてある程度わかってきたら、◯の方をやるようにします。
主要品種が確実ではない場合は、下手に範囲を広げ過ぎない方が良いと思います。

私は本番で、3品種のうち1つしか当てられずヒヤヒヤしたのですが、その要因として、マイナー品種に手を出し過ぎたことが挙げられます。

国際線のCAという仕事柄、世界各国のレストランに行き、様々種類のワインを飲むので、
本番ではアレコレ考え過ぎてしまい、ソムリエ試験では絶対に出ないであろう品種と地域の組み合わせを回答してしまうという失敗をしてしまいました...

まあ、品種を間違えても私の勉強法なら、合格はできます!!

なので、まずは確実に主要品種を練習して、コメントを正確にできるようにしましょう。 

 

白ワイン

◎シャルドネ
◎ソーヴィニョン・ブラン
◎リースリング
◯ゲヴュルツトラミネール
◯ミュスカデ
◯甲州

 

赤ワイン

◎ピノノワール
◎カベルネ・ソーヴィニョン
◎シラー
◯メルロー
◯ジンファンデル
◯テンプラニーリョ
◯ガメイ

 

白ワイン
シャルドネ

産地により違いが大きい品種です。カリフォルニア産とシャブリではタイプが全然違います。↓↓
カリフォルニア
-花梨、洋梨、トロピカルフルーツ。(樽熟成由来)木の香り、アーモンド、ヴァニラ。まろやかでボリュームがありクリーミー。
シャブリ-白い花、青りんご、ライム。きりりとしたキレのある酸。

ケンダル・ジャクソン

ウィリアム・フェーブル シャブリ

ソーヴィニヨン・ブラン

淡いグリーンがかった黄色。清澄度が高め。
グレープフルーツ、青りんご、青草、ハーブ。後味にほのかな苦味。
ニュージーランド-パッションフルーツのような果実味とボリューム。
フランス-酸とミネラルがより強く、清々しい味わい。

シレーニ

パスカル・ジョリヴェ

リースリング

白い花、蜂蜜、レモン。フルーティでフレッシュな香り。
鉱石、石油、口に含んだ瞬間にミネラル感が広がる。しなやか、上品、エレガント。

トリンバック

ゲヴュルツトラミネール

輝きのある黄色。ライチ、白桃、白バラなどの甘くて華やかな香り。コショウ、クローブ、シナモンなどのスパイシーな香り。なめらかなアタックで、ボリューム感があり。酸は控えめ。蜜のような果実の濃縮感。

フライシャー

ミュスカデ

淡いグリーンがかった黄色。粘性はやや弱め。ライム、青りんご、白い花など。
(シュール・リー製法)イースト香、貝殻。

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー

甲州

淡いグリーンがかった黄色。和の柑橘や梨、吟醸酒のような香り。フレッシュなアタック。穏やかで酸は柔らかく控えめ。後味に少し渋みと苦味が残る。樽熟成では厚み、シュール・リーでは旨味。

シャトーマルス 甲州

 

 

赤ワイン
カベルネ・ソーヴィニヨン

熟したベリー系、カシス、カカオ、ダークチョコ、湿った土、西洋杉など。
チリ-芳醇な果実味がパワフルに感じられる。濃厚で渋みは控えめ。
ボルドー
-黒みがかった紫。酸とタンニンの存在感が大きい。

マプ レゼルバ

シャトー・ペイラボン

ピノ・ノワール

淡め、輝きのあるルビー色。ボリューム中程度。ラズベリー、ブルーベリー、バラの花。スパイス、なめし皮。引き締まった酸とミネラルが多く、渋みは弱め。エレガントな味わい。

アンリ・ムージェ

シラー(シラーズ)

やや濃い赤紫。ブラックベリー、ダークチェリージャム、プルーン、凝縮した果実味。チョコレート、黒胡椒。パワフルなアタックで滑らかな渋み。

グラント・バージ

メルロー

赤みを帯びた紫。プラム、ブラックチェリー、黒系の肉厚な果実。クローブ、ブラックペッパー、鉛筆、ドライハーブ。柔らかな果実味と若々しいタンニン。

シャトー・クロワムートン

ジンファンデル

色が濃く、アルコール度数高め。フルボディ。濃厚な果実味。やや強めの酸と穏やかな渋み。
ブラックチェリー、ラズベリー、黒系のベリー。(オーク樽由来)バニラ、スパイス、スモーキーなニュアンス。

ロバート・モンダヴィ 

テンプラニーリョ

いちじく、イチゴ、チェリー、プラム。鉄、なめし皮、湿った樹皮。(樽由来)バニラ、チョコレート、エスプレッソ。全体的に繊細で控えめでボリュームはないが、酸は強め。

マルケス・デ・リスカル

ガメイ

フレッシュで明るめの紫。イチゴ、ブルーベリー、スミレの花、キャンディ。若々しい酸。
渋みは少なく、チャーミングでフルーティーな味わい。

ルイジャド ガメイ

 

★セットで上記より少し安価なシリーズ★

同じシリーズで飲み比べて違いを感じてみるのもおすすめです♪♪
↓↓
「コノスル」は世界的に有名なチリのワインメーカーで、品質も常に安定して各地で高い評価を得ています。品種ごとの特徴を捉えるにはおすすめのワインです。(しかも↓↓のショップだときちんと品種ごとの解説が載っているので更におすすめ!)

 コノスル レゼルバ&オーガニック 選べる6本セット

 

「ウッドブリッジ」は、ロバートモンダヴィ(カリフォルニアのワインの父と言われる人=上記の「ジンファンデル」で取り上げているワイン生産者)が手がけるデイリーワインのシリーズです。カリフォルニア産の品種の特徴が良く出ています。

ロバートモンダヴィ「ウッドブリッジ」品種別4本セット

 

2018/09/15-せっかくなので、同じワインを一般の方にもわかりやすく説明したリストを作りました。ソムリエのお勉強をされている方にはクドイ内容かもしれませんが、ウンチクなども載せてますので、気分転換にご利用ください♡笑

にわかワイン通になれる品種別おすすめワイン(ウンチク解説付き!)

 

3次試験までに用意するアイテム

3次試験はいよいよ実技です。
ソムリエ試験ではパニエ(ワインバスケット)を使った抜栓をする必要があるので、せっかくテイスティングの練習でワインを開けるなら、こちらも一緒に練習することをおすすめします!!

 

3次試験に必要なもの===

・デカンタ
・パニエ(ワインバスケット)
・ソムリエナイフ
・サービス用ナプキン
・エプロン

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ちなみに、客室乗務員は制服で受験するので、実技会場にはCAの制服を来た人がたくさんいます。コスプレではないので、ビックリしないでくださいね(笑)

 

こちらは、デカンタとパニエ、それとミニライトもセットになっています。
ライトはボトルに当てて澱の状態を見るのに使います。

 


ソムリエ試験対策セット ラッピング不可商品

 

おすすめソムリエナイフ

 
私のおすすめのソムリエナイフは、日本製で握りやすい 木製のものです。
実際に仕事で使用する場合はスタイリッシュなものなど、自分の気に入ったものが良いと思いますが、サービス実技はただでさえ緊張するので、手になじみ使いやすいものを選ぶと良いです♪♪

 

きざむ 名入れ ソムリエナイフ ケース付き 木製 栓抜き コルク抜き ギフト

 

デカンタ

味が変わってしまうのでテイスティング用のワインはこちらには入れてはいけません!!
テイスティングには使わないワイン、もしくは、空いたフルボトルにお水を入れて練習しましょう♪♪

 

エレガンス カラフェ デキャンター 1L

 

記事作成日:2018年9月4日
最新更新日:2022年8月11日