元CAバンビのずぼら日記

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ソムリエ&元CAが厳選!にわかワイン通になれる品種別おすすめワイン(ウンチク解説付き!)

皆様、こんにちは!元CA&【日本ソムリエ協会認定ソムリエ】のバンビです。


前回の記事で「ソムリエ2次試験練習用」のワインリストを作ったのですが、
せっかくなので、ソムリエ試験関係なく、いつも読んで下さっている読者の方にもお楽しみ頂けるよう、簡単な説明とウンチクやワインの特徴を書き添えてみました!

2000円前後のお手軽ワインですので、ぜひ食卓やお出掛け先などで、お楽しみください♡

日本ソムリエ協会認定ソムリエの元CAが選ぶ!

各品種の特徴がわかる
飲み比べにおすすめのお手頃ワイン

 

 

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ワインの品種とは?

 

まずは超基本的なところから。
ワインは、ぶどうを発酵させて作ったお酒であることは皆様ご存知かと思います。

ワインには、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど種類がありますが、この色の違いの他に、使っている元のぶどうの種類によって、微妙な色や香り、風味も違います。

他にも産地や製造方法、保管の期間(熟成)などによっても、複雑に味が変わってくるので、言い出すとキリがないのですが、ここでは一般的なぶどうの品種(種類)や産地で飲み比べをして違いがわかるような、特徴的なお手頃なワインを選んでリストアップしています。

余り気負わず、いくつか飲み比べてみて、風味の違いを感じてワインを楽しんで頂ければ幸いです♪♪


ソムリエ試験には、決まった表現などありますが、飲む側は、基本、美味しくて楽しいお酒が飲めればそれが一番です♡

 

★ワインに興味がありソムリエの試験を受けてみようと言う方★
私バンビが独学でソムリエ試験を合格した際の勉強の秘訣などまとめてます。ぜひご参考になさって下さいね(^-^)

元CAが伝授!独学でソムリエ合格までに私がしたこと&アドバイス

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白ワイン

 

シャルドネ

 

ワインと言ったら「シャルドネ」と言うくらい、世界で一番愛される品種であり、また世界各国で一番飲まれている品種でもあります。

シャルドネ種は、環境への順応性が非常に高いため、寒冷地〜温暖な地域の各地で生産されています。順応性が高い=生産地や醸造方法など外部からの要因による影響を受けやすい。とも言え、一言で「シャルドネ」と言っても様々な特徴を持つワインが世界各国に存在します。

皆様が良く知る「シャブリ」も「シャルドネ種」のブドウから造られた辛口ワインで、「シャブリ」と言うのは、生産される場所の名前です。フランス・シャブリ地区で生産される、シャルドネから造られる白ワインだけが「シャブリ」と名乗れるのです。

各地で美味しいシャルドネが造られていますが、ここでは生産地による風味の違いを知るため、アメリカ・カリフォルニア州のシャルドネとシャブリを紹介します。カリフォルニア州も、シャルドネの栽培に適した土地で、多くのワイナリーが存在し、たくさんの優秀なワインを作り続けています。

同じ「シャルドネ」でも、カリフォルニア州で造られたものとシャブリ地区で造られたものでは、全くタイプが違います。

 

カリフォルニアなどの温暖な地域で造られるシャルドネは花梨、洋梨、トロピカルフルーツなどの果実。樽熟成由来の、木の香り、アーモンド、ヴァニラ、バターなども感じられ、全体的にまろやかでボリュームがあるクリーミーな風味が特徴です。

一方、シャブリは冷涼な気候と約1億5千万年前(ジュラ紀後期)の石灰岩と泥灰岩に小さな牡蠣の化石などを含んだミネラル豊富な土地の影響により(土地の影響=「テロワール」)きりりとしたキレのある酸が感じられ、白い花、青りんご、ライムの香りなどが特徴です。

 

 

 

ケンダル・ジャクソン シャルドネ

(アメリカ・カリフォルニア)
オバマ前大統領やレディガガのお気に入りワインだそうです♡ガガの楽屋には必ずこのワインが置いてあるらしい!

ウィリアム フェーブル シャブリ

(フランス・シャブリ)
溌剌としたキレのある酸とミネラル感は、生牡蠣や白身のお刺身などと相性抜群です♡

 

 

ソーヴィニヨン・ブラン

 

元々はフランス・ボルドー地域で栽培されていた品種でしたが、今では世界各国で栽培され、ニュージーランド、チリ、オーストラリア、南アフリカなどがソーヴィニヨン・ブランの生産地として有名です。

中でもニュージランドのマールボロ地区で造られるワインは、ソーヴィニヨン・ブランの典型的な特徴をあらわしているとして、世界的にも高い評価を得ています。

爽快な果実味とほろ苦い後味が、夏の暑い時期に爽やかな爽快感を感じられるワインで、夏のピクニックのワインとしては断然、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランがおすすめ!!!
 

淡いグリーンがかった黄色が特徴的で、清澄度が高めです。
グレープフルーツ、青りんご、青草、ハーブの香りなどが特徴的です。

引き締まった酸は存在感があり、後味はグレープフルーツの皮的なほのかな苦味が残り余韻をさらに特徴的にします。

以前はピーマンなどの青っぽい香りが強く見られましたが、現在は栽培技術の向上により、青っぽい香りは減少傾向にあります。


ニュージーランド産では、パッションフルーツのような果実味とボリュームを感じられる一方で、フランス産では酸とミネラルがより強く感じられ、清々しい味わいとなっています。

 

シレーニ ソーヴィニヨン・ブラン

(ニュージランド・マールボロ)
日本で一番売れているニュージランドワインのブランドです。ソーヴィニヨン・ブランに限らず、どの品種でも安定した美味しさで、JALやニュージランド航空で採用されているブランドです。

 

パスカル・ジョリヴェ ソーヴィニヨン・ブラン

(フランス・ロワール)
こちらは、ANA国際線のビジネスクラスにも採用された美味しくてコストパフォーマンス抜群のワインです♡フランス・ロワール城近くのトゥレーヌのミネラルたっぷりの土地で育てられました!

 

リースリング

 

フランス・アルザス地方やドイツの代表的な白ワインの品種である「リースリング」は、耐寒性が強く水はけの良い冷涼な気候を好む品種です。

辛口〜甘口まで幅広いタイプのワインが造られ、どのタイプにも共通して現れる、すっきりとした硬い酸味と引き締まった果実味から「高貴なブドウ品種」と言われています。

リースリングはボトルの形も特徴的で、フリュートと呼ばれる、背が高くスリムな形状をしています。一説には箱詰めする際の効率を考えてのことだそうですが、ボトルの形にも、リースリングのエレガントさが垣間見れます。

 

白い花、蜂蜜、レモンのようなフルーティでフレッシュな香り。特に辛口では鉱石や石油などの香りも存在し、口に含んだ瞬間にミネラル感がふわっと広がります。
しなやか、上品、エレガントと言った言葉がぴったりのワイン。

 

トリンバック リースリング

(フランス・アルザス)
トリンバックは、フランスのミシュラン三ツ星レストラン全店で採用されているほど(2016年調べ)世界中のソムリエから絶大な信頼を得ている1626年創業の名門ワイナリーです。

 

ゲヴュルツトラミネール

 

フランスのアルザス地方を中心に冷涼な地域で栽培される、日本では余り馴染みのないゲヴュルツトラミネール種。
元々はイタリアの「トラミナー」という品種が12世紀にドイツ経由でアルザスに運ばれ栽培が始まったと言われています。

「ゲヴァルツ」は、ドイツ語で「スパイシー」の意味。その名の通り、ゲヴュルツトラミネールには、スパイス味を帯びた豊富なアロマが感じられる、他には余りない独特なワインです。

 

色は輝きのある黄色〜ライチです、白桃、白バラなどの甘くて華やかな香りと、コショウ、クローブ、シナモンなどのスパイシーな香りが特徴的です。

なめらかなアタックで、ボリューム感があります。酸は控えめで蜜のような果実の濃縮感が感じられます。

 

フライシャー ゲヴュルツトラミネール

(フランス・アルザス)
特徴的なライチと上品なバラの香りが感じられる滑らかな口当たりの辛口ワインです。2016年には女性が選ぶSAKURAワインアワードで低コストながら優れたワインに贈られるベストコストパフォーマンスワインを受賞しています。

 

ミュスカデ

 

「ミュスカデ」は、フランス・ロワール地方のナントという地区で生産される固有の品種です。酸味があり、スッキリとしたフルーティーな辛口ワイン。

ミュスカデ品種では「シュール・リー」という製法を使って造られたワインが有名です。
白ワインは普通、澱(一次発酵が終わって死んでしまった酵母など)を除去しながら発酵させますが、その澱を取り除かずに一緒に発酵させ、澱は下に溜まるので、その上澄みを瓶詰めするやり方を「シュール・リー」と言います。

シュール(Sur) はフランス語で~の上、リー (Lie)は澱。つまり「澱の上」から上澄みだけを取ったワインという意味。
澱は発酵過程で→タンパク質→アミノ酸と変化していき、独特の旨味を作り出しワインに風味をプラスします。


 

淡いグリーンがかった黄色で粘性はやや弱めです。これと言った特徴がないのがミュスカデの特徴ですが、ライム、青りんご、白い花などをかすかに感じることができます。

シュール・リー製法では、イースト香、貝殻のような香りも感じられます。

 

ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ シュール・リー

(フランス・ロワール)
15世紀後半からワインを造り続けているドメーヌ・メテローが手掛ける、漫画「神の雫」にも出てくるワインです♪♪

 

甲州

 

日本で最も古くから栽培されている、日本固有の品種の「甲州」。

甲州種の祖先は、奈良時代にヨーロッパからシルクロードを経て、仏教伝来と一緒に日本に運ばれてきたそうです。

ぶどうは果実としては、江戸時代頃から庶民にも広く親しまれてきましたが、ワインの生産は明治時代に入ってからで、明治政府の殖産興業の一環として、明治3年に山梨県甲府で始まりました。

甲州は、香りや味わいが穏やかで、強力な特徴がなく、以前は甘いワインが造られていましたが、香り成分に関する栽培方法の研究や、醸造では樽を利用したり、ミュスカデ品種で説明した「シュール・リー製法」にしたり、と様々な工夫が施され、今では上質な辛口で複雑な味わいのワインが造られるようになり、数々の世界のコンクールで高い評価を受けています。

 

 

和の柑橘や梨のような香り、みりんや吟醸酒のような香りなど、どことなく「和」の要素を受けるのが特徴的です。

味わいは穏やかで酸は柔らかく控えめですが、すっきりとキレがあります。後味に少し渋みと苦味が残ることも特徴の一つ。
シュール・リー製法では旨味、樽熟成では厚みを感じられます。

 

シャトーマルス プレステージ甲州 樽発酵

(日本・山梨)
清涼感のある果実味と樽発酵の優しく包み込むような香りが調和していて、しっかりとしたボディも感じられます。2017年の日本ワインコンクールでは銅賞を受賞しているコストパフォーマンスに優れたワイン!

 

 

赤ワイン

 

 

カベルネ・ソーヴィニョン

 

赤ワインの最も代表的な品種のカベルネ・ソーヴィニヨンは、「黒ぶどうの王様」と呼ばれ、各国で栽培されている人気の品種です。
水はけが良く温暖な気候を好み、タンニンが豊富で長期熟成に耐えうる力強いワインを造りだします。

一番有名な産地は「ボルドー」でメドックの格付けシャトーの中には数十年、〜百年以上も熟成させたワインがあるそうです。

ボルドーでは、メルローなどの他の品種とブレンドすることが多く、強い酸味や渋みをまろやかに調和し「エレガント」な印象になります。

一方、チリ、オーストラリア、カリフォルニアなどでは、単一品種で造られることが多く、芳醇な果実味がパワフルに感じられるワインになります。

 

 

熟したベリー系、カシスを思わせる凝縮した果実の香りに加え、スミレやミントのような清涼感を感じられる香り、カカオ、ダークチョコ、西洋杉などの複雑な深い香りが、ワインにリッチさをもたらします。

酸とタンニンによる渋みは熟成を経るに従って、まろやかでより深みのある味となっていきます。

グラスに注いでからも、時間と共に変化して行く風味をお楽しみください♪♪

 

 

 

マプ レゼルバ カベルネ・ソーヴィニヨン

(チリ・セントラル)
メドック1級のシャトー・ムートン・ロートシルトのロスチャイルド社(←英語読み)がチリのセントラルヴァレーで造るワインです。「マプ」は、チリの先住民の言葉で「地球」という意味だそうです。

 

シャトー・ペイラボン

(フランス・ボルドー)
オー・メドックで250年もの歴史を持つ名門シャトーです。19世紀ヴィクトリア朝時代には、コンサートでヴィクトリア女王がここのシャトーに訪れた記録が残っているそうです。
メルロー他とのブレンドですが、カベルネの配分が多く、しっかりとした骨格のあるボルドーならではの特徴的な風味が感じられます。

 

 

ピノ・ノワール

 

カベルネ・ソーヴィニヨンに比べ、色はやや薄め、香りも優しくて華やか。男女でいうとカベルネが男性的な力強いイメージなのに対して、ピノ・ノワールは、妖艶な女性という感じで、世の中のワイン好きを古くから魅了してきました。
(個人的に一番好きなワイン品種です!もう、名前からして魅力的じゃないですか!〜 Pinot Noir 〜 フランス語っぽく言うと「ピノッ・ ノワー」)

ロマネコンティ・・・ワインに余り詳しくない方でも一度は耳にしたことがあると思います。世界一高値で取引されるワインです。1本の値段は百万円〜ヴィンテージ(収穫年)によっては、数百万で取引されることもあるワイン。そんな「ロマネコンティ」もこの「ピノ・ノワール」種のブドウから造られているのです!

 

 

ラズベリーやブルーベリーなどの色とりどりのベリー系、ダークチェリーなどの柔らかな果実の香りと、スパイスや革製品などの複雑な香りとを持ち合わせています。

タンニンによる渋みは余り強くありませんが、しっかりとした酸味があり、風味はしばしばチャーミングと表現されることがあります。

 

 

 

 

シラー/シラーズ

 

1990年から2010年までの20年間で栽培面積が5倍に増え、世界各国で栽培されている、最近特に人気の品種です。

2大生産地として、フランス、ローヌ地方とオーストラリアが有名で、フランスでは「シラー」オーストラリアやその他のニューワールドでは「シラーズ」と表記される事が多いようです。

オーストラリアの中でも有名なワインの産地バロッサヴァレーには、世界最古のブドウの木があり、その中でもシラーズの木が最も古く、1843年に植えられたと言われいて、175年経った今でも、凝縮された味わい深いブドウを実らせているそうです。

 

 

 

ブラックベリー、ダークチェリー、プルーンなどの凝縮した果実味と、チョコレートや黒胡椒などのスパイシーな香りで、コクのある味わいが特徴的です。

パワフルでしっかりとした骨格のある味わいですが、渋みは比較的滑らかです。ジビエや鴨肉などのお食事によく合います。

 

 

 

グラント・バージ シラーズ

(オーストラリア・バロッサヴァレー)
1855年から代々ワイン造りを続けてきて、現在で5代目になるグラントバージ。

 

 

メルロー

 

フランス・ボルドーが原産の品種で、ボルドー地方の中でもサンテミリオンやポムロールで広く栽培されています。

適応能力の高い品種で、現在では世界各国で栽培されていて、日本でも長野県塩尻市を中心にとても良いワインが作られています。

カベルネ・ソーヴィニヨンと同様で、ボルドーでは単一品種で使用される事は少なく、カベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランとブレンドし、柔らかく飲みやすいワインに仕上げています。

渋い赤ワインを飲み慣れない方でも親しみやすいワインです。

 

プラム、ブラックチチェリーなどの黒系果実の濃い香りが特徴です。酸味や渋みは柔らかく、まろやかで密度のある味わいが特徴的です。
 

 

シャトー・クロワムートン(メルロー)

クロワ・ムートンは、メルローの栽培に適した、ポムロール地域に程近い「リュゴン」という場所にあります。
パリのミシュラン3ツ星レストラン「アラン・デュカス」で提供されるワインとしても注目を浴びています!

 

この後、ジンファンデルとガメイをご紹介する予定でしたが、だいぶ長くなってしまったので、また時間のあるときにまた追記しておきます♪♪ 

 

ガメイは、ボジョレーヌーボーに使われる品種で、皆様も一度は味わった事があるのではないかと思います。
その辺に関しても、またウンチク説明したいと思いますが、とりあえず、今日はこの辺で♡

 

 

また追記した際には、ツイッターにてお知らせします。

 

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と言うわけで、本日は

ソムリエ&元CAが選ぶ!
にわかワイン通になれる品種別おすすめワイン
(ウンチク解説付き!)

をお送りしました!
ぜひワイン通の方も、にわかの方も楽しいワインライフにお役立てくださいませ♪♪

 

 

 追記:

ずーちゃん(id:zoochan)さん

【質問】
決まった銘柄に走りがちなので勉強になりました。ところでイタリア料理に合わせてイタリアワインを飲むことが多いのですが、品種だけではなく、有名ワイナリーの特徴なんかもあるのでしょうか。

 

【回答と言えるかわからないけど...】

いつも読んでくださってありがとうございます(^-^)

イタリアワインは勉強不足で余り詳しくないのですが^^;

特徴と言うよりも、ワイナリー(生産者)による違いはむしろワインの全てを決定付けてしまうくらい大きいと思います!

ワイナリーによって得意な品種やブレンド具合などもあると思いますし、熟成や瓶詰めの方法や、もっと言えばブドウの栽培や採取の時期や方法なども微妙にその全てが品質に直結しています。

良いワインを作っている生産者はたくさんいますが、いわゆる「有名ワイナリー」と言われるところは、一般的にはその方法などに定評があり、安定した品質を保っているところと考えられます。