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元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!ファーストクラス旅客はみんなやってる

皆様、こんにちは!元CAのバンビです(^-^)

「長時間の飛行機のエコノミーでも快適に過ごせる方法を教えてください」との
読者の方のリクエストにお答えして、今日はエコノミークラスがファーストクラスになる裏技!をお送りします♪♪ 

この記事の主な内容
  • 長時間フライトを快適に過ごす6つの方法
  • ファーストクラス旅客はみんなやってる裏技とは?
  • 食事や睡眠のタイミング
  • 機内でできる乾燥対策
  • 物理的に座席を快適にする方法
  • 座席の場所やトイレに行くタイミングは?
  • 一番大切なのは〇〇!!

飛行機でご旅行に行く方は、参考にしてみてくださいね。
それでは、さっそく!

 

長時間フライトの狭い機内でも快適に過ごす6つの方法

 

国際線の長時間フライトって狭い機内に閉じ込められていて本当に窮屈ですよね?
でも、実は快適に過ごせる方法があるので、皆様にこっそり教えちゃいます!! 


それは、ファーストクラスに乗ることです♡

座席も広いし、寝る時はベッドみたいに平にして寝ることが出来ます!

CAが座席にマットレスを敷いてくれたり、枕もフカフカ!

ご飯は好きな時に食べられて、美味しいし、飲み物もいつでも好きな時に持ってきてくれます!

 

って、おい!

なめとんのかい!!!!

 

ですよねー。ファーストクラスに乗れるお金がある方はぜひ~♡

安心してください!ここでは元CAのバンビが

エコノミークラスでも快適に過ごす方法

をこっそり教えちゃいます!!

 

題して、

元CAがこっそり教える!
長時間フライトのエコノミー機内でも快適に過ごす6つの方法 

 

さっきも言ったように、機内で快適に過ごすために一番良いのは、ファーストクラスに乗ると言うのは事実です。

 

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!

「Google マップ」でエールフランスのファーストクラスを体験する



でも乗れないなら、
エコノミーで「ファーストクラス風」に過ごしちゃおうって魂胆です(笑)

ウン十万円、いえ場合によっては100万円以上の差ですから、まあ、限界はありますけど...
ファーストクラスのお客様がどのように過ごしているのかを知って、すこしでも狭いエコノミーの座席を快適に過ごしましょう。

 

と言うわけで、

ファーストクラス風に過ごそう♪

の始まりです!

 

「長時間フライト」ってどんだけー?

 

まずは、イメージを掴んでもらうために「長時間フライト」がどれだけ長いのかを考えてみましょう。

「長時間フライト」の定義があるのか無いのか知りませんが、ここは一応、パリ♡旅行記ってことでパリのフライト約12時間を前提にお話を進めますね。

12時間って相当長いんですよ。

ハワイやアジアの6~8時間と比べ物にならない長さ。(6~8時間も十分長いけど...)

12時間は6時間の倍ですからね!
だって、考えてみてください。このブログを読んでいる皆様、今から12時間前は何してましたか?そこからの12時間を思い返してみてください。
ご飯は何回食べましたか?寝ましたか?

1日24時間の半分ですよ^^;
この間、ずーーーーっと飛行機の中に居るんですよ。
しかも、ほとんど座りっぱなし。軟禁状態。
もう拷問に近いですよね。。。

でも大丈夫です!
きちんと対策を立てれば、エコノミーでも快適に過ごすことができます!!

まずはファーストクラスの旅客が快適に過ごすためにどんなことをしているのか、以下の順番でお伝えしていきます。

【ファーストクラス風】機内での過ごし方

  • その1 お着替え
  • その2 お過ごしプラン
  • その3 アメニティキット
  • その4 オットマン
  • その5 ノイズキャンセリングイヤフォン
  • その6 お水

それでは行ってみましょう〜〜〜

その1 お着替え

 

ファーストクラスのお客様は、飛行機に乗ったら、まずは「お着替え」をなさいます!

ファーストクラスには、スウェットみたいなパジャマみたいな「リラックスウェア」という楽チンなお洋服が用意されていて、お客様は、ファーストクラスの「お着替えスペース」付きの広いお手洗いで「お着替え」をなさいます。

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!

FIRST CLASS アメニティ | ANA

 

一方、エコノミーでは、リラックスウェアの用意はないので、家から自分で持って行きましょう。またトイレも狭いので、飛行機に乗る前に空港のトイレで「お着替え」をしましょう♪♪
「着替え」じゃなくてファーストクラスっぽく「お着替え」です!(笑)

 

私のおすすめは、楽チンなTシャツとスウェットとパーカーです。
パーカーはフードとファスナー付きのもので狭い機内でも簡単に温度調節ができ、後ろ前に着ればフードの部分を顔に被ってアイマスク代わりにもなる優れものです!
とにかく楽な格好で♡

ちなみに女性のゆるい感じのスカートは楽チンかも知れませんが、エコノミーは狭いし寝にくいから色々な体勢で寝ているうちにはだけちゃってる場合がありますので、ご注意くださいね!(CAとしては、そんな時はそっと毛布を掛けてあげるんですけどね)

実際にファーストクラスのお客様は、意外と格好とかは気にせず、女性もメークを全部落としている方も多い。それほどリラックスなさっています。

足元はスリッパやサンダルでも良いけど、おすすめはクロックスのルームシューズです。
ある有名女優さんもファーストクラス備え付けのスリッパではなく、ご自身で持ち込みのクロックスに履き替えていていらっしゃいました!

 

 

 

ボア付きのおしゃれなデザインやカラーも色々あります!
クロックスのルームシューズはしっかりとした作りなので、機内スリッパみたいにペラペラしていないし、足元も暖かくて楽です!

 

その2 お食事のタイミング

 

ファーストクラスではお客様のタイミングに合わせてお食事を提供します。

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!
お食事(ファーストクラス) - JAL


お過ごし方もお客様によって、それぞれ違います。
お酒を少し召し上がって→映画→寝る→ご飯は降りる前に軽く、とか、
最初にコース→だらだらお酒→寝る→途中でアイス→寝る→2食目、 などなど。
皆さん、ご自身のペースで過ごすことができます。

一方、エコノミークラス。
何百人も居るのにいちいちお客様に合わせられないので、お食事も一斉に順番にお配りするし、お食事が終われば基本、昼だろうが夜だろうが一斉に機内を暗くして「おやすみなさーい」の時間になります。


↓↓ここ重要!

ま、あちらが合わせてくれないなら、こちらが合わせるしかありません...
要は、そのタイミングで自分が「お腹すいた♡」「映画見たい♡」「寝たい♡」ってなれば良いわけです!

大体のサービスの流れを知って、それに合わせて自分なりの「お過ごし方のプラン」を立てておきましょう。

フライトの時間にもよりますし、航空会社にもよるので一概には言えませんが、だいたい12時間前後のフライトなら...

↓↓こんな感じです。

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!

なので、出発前に空港でバカ食いしちゃったりすると、1食目を余り食べられなくて、今度は2食目の前のお休み時間帯に、お腹すいて眠れない!!なんてことになりかねないので、その辺も飛行機に乗る前から計算して調整しておくと良いです。

ちなみに、普通は1食目のお食事の方がボリュームがあって、到着前の2食目は「パンとサラダとヨーグルト」みたいな軽めのものになっています。フライト時間によって、中間におやつが出たり、出なかったり。

おやつのサービス方法は航空会社や路線によって様々で、一回明るくして配る場合もあるけど、暗いまま起きている人にだけ渡す時もあれば、機内の後ろの方のキッチン(ギャレー)に行くとパンやお菓子、飲み物などが用意してあって、セルフサービスの場合もあります。(特に告知はされていないので、見つけた人だけラッキーみたいな...)

航空会社のサイトの機内食検索やサービス情報も参考にすると良いでしょう♪♪

日本航空(JAL)★エコノミーサービス 

全日空(ANA)★エコノミーサービス


体調が悪かったり、どうしてもタイミング的にお腹が空いてない場合は「お食事は後で食べるので取っておいて」とお願いすることも出来ます。

(日本の航空会社は普通は取っておいてくれるけど、海外の航空会社は「衛生上ダメ」って言う時もあります...ちなみに前回LCCのホノルル便では、出発前にバーガーキング食べ過ぎてお腹が空いてなかったので「後で食べたい」って言ったら「取っておけない」って言われ勿体なかったので仕方なくモリモリ食べました!)

あと私は何があるかわからないので、海外旅行ではカバンに緊急用のお菓子をいつも入れています。機内でお腹が空いたら食べられるし、現地に行っても何かの非常事態に役に立つかもしれないので。

お菓子といっても肉類、乳製品などは、入国の際に持ち込み禁止の国もあるので、無難にビスケットやカロリーメイト、スニッカーズみたいな物がおすすめです。

 

その3 保湿アメニティグッズ

 

飛行機の中はとても乾燥しているので、ファーストクラスでは、保湿成分がたっぷりの高級基礎化粧品が入ったアメニティグッズが配られます。

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!
TUMIのアメニティキット| デルタ航空


先ほど「お着替え」のところでも言いましたが、ファーストクラスに乗る女性がメークを落とす理由は「乾燥」にあります。きちんとメークを落として、たっぷり保湿をしてからお休みになると言う訳です!

飛行機の乾燥は特別で、機内の湿度は20パーセント以下!喉がカラカラになり、場合によってはお肌もカサカサ(と言うより、ガサガサ)になる危険レベルです!!

きちんと対策をしないで寝てしまうと、起きた時に体調が悪く&女性の方は化粧ノリ最悪な幕開けとなってしまいます。

では、どんな対策をすれば良いのか?

エコノミーでは、アメニティ高級化粧品はもらえないので、普段使っているものよりも保湿力の高い基礎化粧品を自分で持って行くしかありません。しかし、機内は液体物持ち込みの制限があります。

そんな時に私がおすすめするのは、基礎化粧品のトライアルキットです!
少量にパックされているので機内持ち込みもできるし、トライアルキットなら保湿成分のたっぷりの高級なモノも、めっちゃお安くGETできます。それに旅行で使い切るちょうど良いサイズ♡

★おすすめ高保湿にこだわったトライアルキット  5選★

【KOSE】米肌トライアルセット

KOSE(コーセー)が、米の発酵技術を応用し乾燥に特化して作った「米肌(まいはだ)」というシリーズです。

酒蔵の職人さんの手の肌がきめ細かく白いことに注目したそうです。肌のセラミドを増やすことで肌の潤いを保つ力を改善する効果が認めらているそうです。(公式ホームページより)

さらに嬉しいのがお値段です♪♪
14日間分の基礎スキンケア商品4点+保湿マスク1枚で6,551円相当のセットが77%OFFの1,527円(送料無料)となっています! 

\【KOSE公式】米肌トライアルセット /

 

ジュリーク(Jurlique)

ジュリークはオーストラリアのオーガニックコスメブランドです。
これまでは150mlのサイズしか売られていなかったので、機内持ち込み用としておすすめできていなかったのですが、私がなんと、10代の頃から愛用しているめちゃおすすめのブランドです♪
この度スターターキット限定で75mlの保湿化粧水が発売されたので、ぜひ試してみてくださいね(^-^)

\Jurliqueキャンペーンサイトへ/

 

男性にはこちら♪

オルビス「Mr.」

女性化粧品として品質に定評のある「オルビス」のメンズスキンケアの1週間トライアルセットです。
ウォッシュ14g、ローション19ml、モイスチャー9gとポーチのセットです。
こちらは980円(送料無料)ととてもお買い得!
下記リンクから980円と表示されているものを選んでくださいね。
(定期購入などのリンクも一緒に表示されているので注意!定期購入もお買い得なのですが、ボトルが150mlなので機内持ち込みができません、、)

\ オルビス「Mr.」キャンペーンサイトへ /

 

一応ファーストクラス風ということで女性なら高級化粧品のトライアルセットをご紹介しておきます♪♪

【POLA】モイスティシモ

こちらは、あのPOLAが大人肌の高保湿のために開発した化粧品です。肌の乾燥の原因である角層に着目し、なんと!1800万件のデータを元に日本人女性の肌を研究したそうです。

POLAのお化粧品は全体的に高級で普段は手が出しにくいのですがトライアルセットはとってもお得だし、ここはファーストクラスなので、本当にお肌に良いものを♡と考えている方はぜひご検討してみてください。

\【POLA】モイスティシモ公式サイトへ/

 

最後はPOLAの最高級ライン「B.A」のトライアルキット!

【POLA】B.Aの5品ベーシックセット

はっきり言ってお高いけど超おすすめです!私は試供品で頂いたものしか使ったことがないけど、とても良かったです。女性へのプレゼントにもおすすめです♪

POLAのサイトにはこう書いてあります。読むと欲しくなるので、衝動買いしてしまいやすい方は危険です。読まないで飛ばしましょう(笑)

肌がはじめて生まれるメカニズムに着目し、新次元のバイオアクティブ理論を確立しました。肌のすみずみまで、美容成分を届け、まるで赤ちゃんや子供の肌のような、柔らかさとハリ感満ちた立体艶リフト肌をめざします。

ファーストクラスに乗らないけど、機内で使う化粧品はファーストクラスの人よりも良いものだったりして!

ご興味のある方はこちらから♪♪

\【POLA】B.Aの5品ベーシックセット公式サイトへ/

 

お食事の後、メイクを落としたら、たっぷりと保湿力高めの化粧水、乳液、美容液、クリーム、リップクリームをぬって、そして「マスク」です。マスクってフェイスマスクじゃなくて普通のあの「マスク」ね。

真っ暗闇でフェイスマスクをしている人もいるけど、イキナリ立ち上がったりすると結構怖いので気をつけてくださいね(笑)

↓↓これをしないで寝ると、乾燥で喉が痛くなる場合もあるので必須です。

 

そしてリップクリームも忘れずに!

機内は本当に乾燥するので、女性だけでなく男性のお客様がリップクリームを塗っているのはよく見かけます。
パイロットもコックピットでリップクリーム塗ってます(笑)

機内で人気のリップクリームはこれ↓↓

 

あと、CAが休憩の時に使っている保湿アイテムはこちら↓↓

乗務中は休憩といえども、お化粧が落とせないので、お化粧の上からそのまま保湿できるアイテムが人気です。

 

機内が暗くなっても個人のライトを点けて、映画を見たり、本を読んだり、お好きな過ごし方をしてOKです。基本的には周りの人に迷惑じゃなければライトを点けていても文句は言われないハズ。

だけど、自分にも同じことが言えて、隣の人がライトを使ってるからって「眩しくて眠れないから消してください」って言うのもダメかなーって思う。
まあ、喧嘩にならないように双方とも周りへの配慮が必要ですね。

ファーストクラスはプライベートスペースが広いから、隣の人の眩しいのは気にならないけど、一応アイマスクなんかもアメニティグッズに入ってます。


CAも使っているアイマスクはこちら↓↓

長時間フライトになると、CAも交代で休憩を取ります。そんな時に重宝するのが、蒸気で疲れを癒すホットアイマスクです。こちらは「無香料」ですが、香りがついているものもあり、私はラベンダーの香りが好きです♡

 

 

USBを利用して、繰り返し使えるものもあります。↓↓

実はUSBで使えるアイマスクも最近購入し使用しています!
機内だけでなく、普段の疲れた目元を癒してくれるのでオススメ!

ホットだけでなく冷却パックもついているものもあって、飛行機の中だけでなく、旅行中やお仕事中にも目の疲れを取るにも使えます!

 

 

その4 オットマン

 

お休みタイムは、ファーストクラスでは、座席を平らに倒して「フルフラットシート」になります。

また「ターンダウンサービス」と言って、CAがマットレスを敷いてくれたり、最高級羽毛ぶとんを掛けてくれたりします。

が、エコノミークラスにはそんなサービスはありません。座席もちょこっとリクライニングするだけ...

そう、ココがエコノミークラス最大の難関です。

でも、私、いいアイテム見つけちゃったんです♡♡♡

「オットマン」って知ってますか?

「オットマン」とは、こういうソファーに付属した足を乗っけるヤツですね。
足を上げると血流が良くなって疲れにくいし、むくみにくいです。
↓↓

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!

 

最近の飛行機の座席の支流はファーストクラスだけでなく、一つ格下のビジネスクラスでさえ、この「オットマン」が付いていたりして、フルフラットにしなくても映画を見ながら足を乗せて、かなりリラックス出来るようになっています。

 

私がAmazonで見つけたスーパーアイテムはこちら↓↓

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どうです?
これ、エコノミーですか!?って思うほどに快適そうじゃないですか?

畳めば小さくなるし、飛行機だけじゃなく、車や何気にデスクワーク時にも使えるっていうのが魅力です!

私があれこれ説明するより、ご興味のある方はぜひAmazonの説明ページをご覧くださいませ♪♪

★★ご注意★★
Amazonの説明ページには書いていなかったのですが、自分より奥に他人がいる場合は、奥の人が出られなくなってしまうので使用ができません!

窓側や中央4席の真ん中であれば、上空では使用可能。(離着陸時はNG!)
↓↓こんな感じ。同行者であれば◯の席からお連れ様まで続けて使用してもOKです。

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※航空会社によって規定が違う場合もあり、わざわざ聞いたりしたら「ダメ」って言われる可能性もあるかも。暗くなってから膨らまして毛布を掛ければ、CAさんからは見えないと思います(^^;)
でも、もし注意された場合は、きちんと指示に従ってくださいねー。


なお、座席の下に入るくらいの大きさの機内持込用のスーツケースで、離着陸時は座席の下に入れておいて、寝る時にちょっと位置を変えて、オットマン代わりに使っても良いと思いますよ♪♪

なお、CAおすすめの機内持ち込みスーツケースはこちら
(マツコの知らない世界で紹介されたスーツケースも掲載!!)

 

2023.03.30 追記

Q&A 飛行機でフットレストは使用禁止なの?!

このブログに時々いただくご質問にお応えしました。
↓↓(別記事に飛びます)

【元CA解説】飛行機でフットレストや子供用ベッドは使用禁止?

 

そして、エアオットマンと一緒に紹介したい、もう一つのおすすめ優秀アイテムはこちら↓↓

ネックピロー

皆様、ネックピローは使っていますか?

私は以前ネックピローは見た目にダサいので嫌だなって思って使っていなかったんですけど!
こちらはフード付きなのでダサさ軽減(笑)そして、ヨダレを垂らして寝ている姿も隠せるし、何よりも低反発で首が疲れにくく、肌触りも抜群です。

こんなに便利なものは、もっと早く使えば良かった!今ではコレなしでは飛行機には乗れません!と言うくらいの私の愛用アイテムです♪♪
(国内線移動のちょっと寝る時だけでも利用してます)

首が疲れないし、フードが付いているのでプライベート性が保たれて、深く被ればアイマスク代わりにもなるので、非常に便利です!

CAだけが知るネックピローの注意点!
ネックピローは、映画を見る前に装着しましょう。

せっかくネックピローを持っているのに、映画を見ながら寝落ちしちゃっている人を良く見かけます。

ちょっと話は逸れますが、ビジネスクラスで、フルフラットなのに倒さないで寝落ちしちゃう人とかも結構います。ぐっすり眠っていると起こす訳にも行かず気の毒だなって思います。

せっかくのフルフラットシートで寝落ちしちゃう危険性があるお客様は、先に乗務員に「座席そのまま寝てたら起こして!」と仰って頂ければ、お声がけしますので何卒宜しくお願いします(^-^)


 

その5 ヘッドフォン

 

今まで、お着替え、お食事、保湿アメニティ、オットマン…とファーストクラスとの「差」をマザマザと見せ付けてきましたが(笑)

実は、ファーストクラスですら改善できないことがあります。

それは「音」
飛行機に乗ると常時「ゴー」っていう音がしています。

これは風を切って飛んでいる音だそうで、ファーストクラスでもエコノミークラスでも「ゴー音」は平等です。

CAは常時「ゴー音」を聞いているので、飛行機を降りてホテルに着いてからも謎の「ゴー音」がずーっと耳鳴りのように響いていることがあります。

とは、言うものの…

ファーストクラスでは、この「ゴー音」を改善するためにお客様に「ノイズキャンセリングヘッドフォン」を貸し出しています。

「ノイズキャンセリング」とは文字通り「ノイズ」を「キャンセル(消す)」と言う意味。

音楽を聴いたり、映画を見たりする時に使用しますが、外界のノイズをほぼシャットアウトしてくれて、絶えず「ゴー音」がする機内でも「ゴー音」をオフして繊細な音を楽しむことができるのです。

しかし「ノイズキャンセリングヘッドフォン」のすごいところは「繊細な音を楽しむ」だけでなく、音楽を再生しなくても外界のノイズをほぼ無音にしてくれるところなんです。

要するに「電子的に無音にしてくれる高性能な耳栓」ってことです。

一方、エコノミークラスのイヤフォンは、とってもチャチい使い捨てのもの。ノイズキャンセリング機能どころか、余計なノイズが聞こえる場合も...(笑)

ノイズキャンセリングは「BOSE」や「SONY」のものが有名で少しお値段が張りますが、機内だけじゃなくて普通に通学、通勤時の音楽聴くのにも使えるのでおすすめです!

ヘッドフォンタイプのものと普通のイヤフォンタイプのものと両方ありますが、旅行中に持ち歩くことを考えるとイヤフォンタイプのが良いかな。

 

その6 お水

 

「ファーストクラス風に過ごそう」 の最後は、お水です♡

は?

って感じでしょうけど、これ一番重要かも。

ファーストクラスでも、どこでもセレブはいつもお水を持っています(笑)

一応、エコノミークラスでもお水は頼めば持って来てくれますけど、水はたくさん飲んだ方が良いし、好きな時に飲みたいですよね。

機内は乾燥が著しいので、通常より喉が渇きます。
寝ていても喉が渇いて起きてしまう。

エコノミーの場合↓↓
暗い中、CAを探して辺りを見渡すけど居ない。眠い...コールボタンで呼ぶ。すぐに来てくれないからウトウトする。


「お呼びになりましたか?」と起こされる。

「水ください」
「かしこまりました」

実は、12時間のフライトともなるとお客様が寝ている間、CAも交代で休憩を取っているんです。なので、この時間帯は必然的にCAの数が少ない。他のお客様も同じCAさんに水なり、お茶なり、週刊誌なり、毛布なり...たくさん頼んでるから、時間がかかるんです。

すぐに来てくれないから、またウトウトする。
「お客様〜お待たせいたしました。お水お持ちしました」ってまた起こされる。

水をもらうために毎回このくだりが繰り広げられるぐらいなら、セキュリティを通り過ぎてからペットボトルのお水を買って、自分でシートポケットに入れておく方が楽です。

何回も起こされなくて済むし、飲みたい時にすぐに飲めます。

普通、お食事と一緒にペットボトルのお水1本は貰えますが、長年の経験から言って、1本では足りないと思いますし、何度も言うように乾燥が半端ないので、水はたくさん飲んだ方が良いのです。

エコノミー症候群の予防にもなります。


ファーストクラスでは本来はお水はグラスでお注ぎするのですが、お休みの時はほとんどの方が「ボトルで」と仰って、常に枕元にボトルのお水を置いていらっしゃいます。

 

★★ご注意★★

水は液体物なので、セキュリティチェックを過ぎてから購入しましょうね。

 

本当はもっともっと書きたかったんだけど、長くなって疲れてしまったので、ここら辺で終わりにします。

 

快適な席はどこ?

エコノミークラスの機内で快適に過ごす方法を色々と解説してきましたが、座席選びも非常に重要です。

窓側、通路側、真ん中席別のメリット・デメリットや、座席別の注意点は「エアフラ搭乗記」でに記載していますので参考にしてみてください♪

 

トイレに行く最適なタイミングは?

2023/10/12 追記

飛行機での保湿は必須なのですが、水分をとり過ぎてしまうと「トイレ」の心配も。通路側の人が席を立たないとなかなかトイレに行きづらいのは事実です。

さらに隣の人が寝てしまうと「途中で起こすのも悪いな。。」と思ってしまいますよね。

アメリカのオンライン旅行通販会社「エクスペディア」が実施した、興味深いアンケート結果があります。
隣の人が寝てたら、どうやってトイレに行くかの調査です。

 

元CAがこっそり教える【裏技】長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!
エクスペディア「フライト内コミュニケーションに関する調査」より

世界的の人を対象にしたアンケートでは、隣の人を起こす人が一番多かったそうですが、日本人は、極力、隣の人を起こさないよう、寝ている人を乗り越えて行く率が約半数となっています。さすがですね。

生理現象ですし、途中で行きたくなっちゃったら、もちろんお隣の方を起こしてしまっても良いんですよ(^-^)でも、遠慮しちゃうってことですので、やはり対策としてはタイミングを合わせるのが一番だと思うのです。

そこでトイレに行く最適なタイミングは〜〜

内側の席の場合→通路側の人の食事後・映画前です!(エコノミークラスなので自分の、ではなく、通路側の人の、、、です)

「映画が終わってから」と思ってしまうのですが、それだと隣の人も自分も寝てしまい、最適なタイミングを逃してしまうかも知れません。

アンケート結果はないですが、私の元CAとしての独自の経験によると、映画中にお酒も飲んでい〜感じに酔っ払って寝てしまう人は結構います。

通路側の席の場合→いつでも席を立ってトイレに行けるので自分のタイミングは別に良いのですが、通路側の席の場合は快適に寝ている最中に内側の席の人に起こされる危険性は常にあります。

ただ、この場合もお食事が終わったタイミングで席を立って通路をあけておいてあげると内側の人は(今のうちにトイレに行っておこう!)と思ってくれて、後からトイレに行く可能性は低くなるかな?という希望的観測。

 

Q&A : 飛行機でフットレストは使用禁止?
元CAがお答えします!

このブログに時々いただくご質問ですが、下記の別記事で詳しく解説しています。
また、フットレスト(エアオットマン)の代用品やその他おすすめグッズも消化していますので、ぜひご参考にしてください♪

【元CA解説】飛行機でフットレストや子供用ベッドは使用禁止?おすすめグッズや足置きの代用品も教えます!

 

エコノミークラス搭乗記

これまでに書いたエコノミークラスの搭乗記です♪
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

 

ハワイアン航空エコノミークラス搭乗記

日本〜ハワイ間は約6~9時間です。
機内サービスの内容や食事の時間、休む時間などスケジュール管理も掲載していますので、参考にしてみてください。

CA目線で語る!ANAエコノミー搭乗記〜ワシントンDC行き

全日空エコノミークラスの搭乗記です。
ワシントンDは約11~13時間とこの記事で紹介しているパリとだいたい同じくらいの長時間フライトです。

私が快適に映画を見ながら過ごしている方法も紹介しています♪

パリ弾丸旅行記★エアフラ(エールフランス)パリ行きのエコノミー搭乗記

まさに!この記事を書くきっかけになっているパリの弾丸旅行のフライトの記録です。
座席の選び方や座る位置のメリットデメリットも詳しく解説しています。

 

長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!まとめ

本日は「長時間フライトのエコノミー機内を快適に過ごす6つの方法!」をお送りしました(^-^)
いかがでしたでしょうか?

少しでも皆様のご旅行の参考になります幸いです。

以下、軽く振り返っておきましょう。

エコノミー機内で快適に過ごす方法-まとめ

  • 1. 着替え - 動きやさ、寒さ、暑さに柔軟に対応できる格好
  • 2. 食事や睡眠 - タイミングが大切。エコノミークラスの機内サービスのスケジュールを知って、合わせるように過ごし方を調整
  • 3. 乾燥への対策 - 保湿グッズをうまく使って体の疲れを取る
  • 4. 狭い座席への対策 - エアーオットマンなど足を上げられるグッズを最大限に活用
  • 5. 音への対策 - ノイズキャンセリングイヤフォンがおすすめ
  • 6. 体調を整えるために - 飛行機は砂漠より湿度が低いので、こまめな水分補給は重要。(体調は機内だけじゃなく旅行中まで影響する)
  • 7.  座る位置も大切 - 自分の性格や国民性も考えて窓側、通路側を選ぼう!
  • 8. トイレに行くタイミング - お食事の後、映画の前が鉄則です

皆様の旅が安全で快適なものであることを願っています♪

 

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だいぶ長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)