元CAバンビのずぼら日記

元国際線乗務員の情報発信ブログ。海外、旅行、料理、ワイン、美容のお話など。

元CAが解説!台風で飛行機が欠航になる時、ならない時。欠航や遅延の補償は?

皆様、こんにちは!元CAのバンビです♪♪
最近、少し忙しくなってしまい、めっきりブログの更新が滞ってます(>_<)
が…

昨日お友達から、お盆休みに沖縄に行く予定なんだけど、台風の影響って飛行機どうなの?と連絡が来て相談にのってあげたのですが、きっと他にも「どうなの?」って思っている方がいらっしゃるかも!
と、私のブログ魂に火が付き、急遽、記事にすることにしました♡

お盆休みに飛行機でお出掛けを予定している方にご参考にして頂けると幸いです。

題して、

台風による飛行機運行への影響
飛行機、飛ぶ?飛ばない?

をお送りします!

まず、大前提に私は気象の専門家ではないので、ここでは、台風の進路の確認の仕方や、台風になると航空会社ではどんな対策が行われてるか、とか、こんな場合は欠航になるよ!
などの一般論について書いてます。

危険な災害をもたらす可能性のある台風の最新情報は、ニュースや気象庁のサイトなどで、きちんとチェックして、危険な地域においては個人の判断で行動しないようにお願いしますね!!

では、早速〜

 

 

 

台風の進路の調べ方

 

まずは台風の進路の調べ方から紹介します。
テレビのニュースでも台風の進路情報が放送されていますが、見逃してしまった場合や、自分が行こうとしている地域の台風情報などを詳しく知りたい場合は、ネットで調べることが出来ます!

CAは、台風によって仕事の予定が変わって来てしまうので、天候は死活問題です。
行きたかったステイ先に行けなくなっちゃったり、お休みの日もズレちゃったりするので…
あ!もちろん機内サービスに影響がありますし、お客様にも色々と質問されたりするので、事前に台風の進路などを調べておくのは仕事の一部と言えます。

機内

台風に関して、私が一番見るサイトは気象庁の台風情報のページです。

気象庁 | 台風情報

こちらのサイトでは、今発生している台風の5日後までの全体の動きと一つずつの予想進路を確認することが出来ます。

また、Yahoo!天気では、台風情報の他にピンポイントでの天気予報や雨雲レーダーで雨雲の情報を確認することができるので便利です。

ご旅行の間に、台風がどの位置にあるのか把握しておくと、旅行前も旅行中も慌てずに済みます。(旅行先がもろに台風や暴風雨なら旅行プラン自体も考え直す必要があるかもしれないし)

では、次に台風の影響により、飛行機が欠航になる場合と意外にも普通に飛ぶ場合について説明していきます!まずは欠航にならない場合から!

 

 

 

欠航にならない場合

※お願い※
以下では、自分のCA時代の経験も交えて、一般的なことを書いてます。運行に関する最新情報は、必ずご自身でチェックして下さいね! 

コックピット

 

こんな場合は飛べる! その1
航路の途中に台風がある時

意外と知らない人が多いのですが、航路上(飛行機が飛ぶルート上)に台風がある時は飛行機は飛べるんです!

例えば、羽田空港から那覇空港に行く便で、途中の関西付近に台風がある場合など。

基本的には出発空港と着陸空港が台風の影響を受けてない限り、ルートの途中に台風があっても少し遠回りをして避けたり、高度を変えたり(台風の上を通ったり)して、飛ぶことが出来ます。

何なら、すごく揺れるけど台風の中を突っ切って飛ぶことも出来るのです。(旅客便では、通常はあんまり揺れないようになるべく避けながら飛んでる)

 

 

 

こんな場合は飛べる! その2
台風の目を利用して、離着陸!!

そして、次は意外にも飛べちゃう、私がCAになって一番ビックリした裏ワザ的な?運行の例です。

俗に言う「台風の目」とは、台風の中心のことです。

台風の目


台風の中心が通り過ぎる時に真下にいた経験はありますか?経験のある方は、ご存知だと思いますが、台風の中心は実はとても静かです。
全く何事も無かったかのように、風が止み、青空が広がっています。

「台風の目」利用作戦は、このほんの一瞬の隙を利用して離陸したり着陸したりするのです。台風の速度によりますが、台風の目の中にいるのは、大体ほんの数分〜長くても数十分間だけ。

空港が台風の目の中に入る時間を見計らって離陸します。なので、予め飛行機の出発時刻を少し早めたり遅らせたりする場合があります。

出発時刻が早まる場合は、乗り遅れる事になり兼ねませんので、台風や気象条件が厳しそうな時は、航空会社のホームページは小まめにチェックしましょう。

「台風の目」利用作戦、着陸空港が台風の時は少し大変です。
例えば、羽田から沖縄に行く便で、沖縄が台風の時など。

沖縄までの飛行時間は大体2時間半くらいなので、2時間半後の台風の位置を予想して、那覇空港が台風の目の中に入る時間に着陸できるように時間を調整して離陸します。
この場合も出発時刻が代わる場合がありますので、気をつけてください。

滑走路は、通常、機長が離陸準備が出来て管制塔に報告した順番で割り当てられます。

離陸準備とは、パイロットの準備だけでなく、客室内でも行われています。
早く出発したいのに、お客様がなかなか座ってくれなかったり、荷物収納などのトラブルがあると出発の時間がどんどん遅くなって、予定していた台風の目に間に合わなくなるとサイアク欠航になってしまうケースも実はあります…
天候が悪い時は、特に早めに出発できるように協力して下さると助かります。

 

こんな感じで、台風が来てても意外と大丈夫な時もあります(^^)
次に台風のせいで欠航になってしまうパターンをいくつかご紹介しますね!

 

 

 

欠航になる場合

こんな場合は飛べない!その1
出発、着陸空港で暴風雨が吹き荒れている

これは皆様だいたい想像できると思いますが…離陸、着陸の空港自体に風が吹き荒れていると、飛行機の運行に、だいぶ影響が出ます。 

台風で飛行機がけっこう

ただ、風速や風向き、視界が悪かったり、また飛行機の種類や空港の大きさ(滑走路の長さ)、パイロットの技量など、様々な条件によって制限があり、一概にこんな時はダメ!と言える訳ではないのです。

良く「A社は飛んだのにB社は飛ばなかった!」などのご意見も耳にしますが、離着陸のタイミングの他にも、飛行機の種類などによって決まってしまう場合もあります。

またパイロットのライセンスの違いによって風速制限があるような時には、航空会社は経験のあるパイロットをその便に割り振ったりして対策をしています。

 

こんな場合は飛べない! その2
飛行機がない!! 

当たり前ですが、そもそも飛行機が無いと飛べません。台風で飛行機に影響が出る最大の問題点は、これです!

専門用語では「シップ繰り(ぐり)」と言ったりしますが、シップとは飛行機のことで、簡単に言えば飛行機の配置問題です。

台風は沖縄に来てるので、東京から札幌に行く私には関係無いわ。と思っている方。そうとも言い切れません。

何で?お客様としてはピンと来ないですよね。台風の影響は受けてないハズなのに。
ところが、沖縄の台風が、羽田発→札幌行きの飛行機にモロに影響する場合があるのです。

実は飛行機は1日に何回も飛んでいます。

例えば、国内線の飛行機1機の動き
朝、羽田を出発

大阪

福岡

沖縄

羽田

札幌

大阪で一泊

のように…

上記はテキトーに書きましたけど、1日に何回も、お客様を乗せて運んで降ろして、また乗せて、と日本全国を飛び回っています。これが沖縄の台風が羽田ー札幌便に影響する理由です。

もちろん、航空会社もバカではないので、色々な気象データの分析をして、なるべく他の離発着便に影響が出ないように工夫して運行しています。

ただ、自然相手のことなので、時々シップ繰りが上手くいかず、直接影響がない地域でも飛行機が無くて欠航になってしまうことがあるのです。

 

 

 

台風が通り過ぎたら臨時便が飛ぶ場合もある!

 

台風の影響で飛行機が飛ばない理由は、上記のように様々ですが、台風が通り過ぎたら運行が再開されます。また、空港に人が溜まってしまっているようなケースでは、臨時便を運行する場合もあります。

 

飛行機


飛行機は公共交通機関なので、航空会社は基本的には運行する義務があります。
特に代替えの手段がない場合(例えば沖縄や海外など)は、台風の影響がなくなった後には、臨時便を運航することも多いので、航空会社のスタッフに聞いたり、ホームページで確認しましょう!

 

最終的には航空会社のホームページで確認すべし!

 

台風で飛行機が欠航になる時、ならない時を自分のCA時代の経験を交えて紹介して来ましたが、結局のところ「私の便は飛ぶの?飛ばないの?」という疑問には、各会社のホームページを見て確認して頂くというお答えしかできません!すみません。

直近のことであれば、もう欠航や遅延が決定していることもあります。

台風の進路や速度によっては、欠航が急に決まる場合もありますが、いずれにしてもお客様がそれを知る手段としては、ホームページが一番早いです。ちなみに、乗務員もホームページを見て欠航を知ることもあります。

台風の時は、会社内も混乱していて、乗客の皆様が空港に取り残されてごった返している映像をニュースで見ると思いますが、あれと同じ状態が社内の乗務員たちにも起こっています。

「飛べるの?飛べないの?」は、CA達にとっても上から伝達されるよりも先に、ホームページで自分達でチェックする方が早い時があります。(それを更に上に伝えたりする時もある!「私たちの便、欠航になったみたいです!」と。笑)

 

 

 

飛行機が欠航、遅延の時の補償は?

 

飛行機が欠航の場合は、払い戻しが出来ますが、航空会社では、それ以外の補償の義務は負いません。(例えば、旅行に行けなかった時の宿泊代や、商談が破談になった、などの損害賠償とか)

また、基本的に天候の理由での遅延の際は、その後の代替え交通手段などの補償もありません。(例えば、沖縄→羽田が、天候のせいで遅れ、羽田からの終電がなくタクシーを利用したなど)

一方、シップ繰りのせい(飛行機が用意出来なかったなど)の遅延は、航空会社の都合によるものなので、タクシー代などは実費での請求ができる場合があります。

自分の遅延がどちらのケースに当てはまるか分からなかったり、微妙な場合には、到着の際に到着地の航空会社スタッフに確認しましょう!

 

2019/11/12 - 追記

ネット見てたら、たまたま記事に関連する便利そうなページを見つけたので貼り付けておきますね〜

https://www.wbf.co.jp/kokunai/tokyo/pdf/flightcancellationannouncement.pdf

 

以上、本日は

台風で飛行機が欠航になる時、ならない時

をCA時代の経験も交えてお伝えしました!

 

皆様のお出かけ、ご旅行が安全で有意義なものになりますように(^-^)

 

※また、最初にも申しましたが、台風の進路や災害の情報に関しては、必ず、最新情報をチェックするようにしてくださいね。

 

このブログについて

元CAバンビ-このブログについて


このブログは、元CAのバンビがプライベートで訪れた弾丸旅行の旅行記や、飛行機での過ごし方、荷物のパッキングの仕方など、CAの経験を元に書いてます!
ぜひ、ご旅行の参考になさったり、暇な時の時間つぶしにご利用くださいませ♡

 

★海外旅行おすすめ記事ベスト5★

 

★元CAがこっそり教える!長時間フライトで快適に過ごす方法

★パッキングのコツや裏技〜全部機内持込で済ませる方法〜

★100均グッズ活用の旅行用品&常備する医薬品一覧 

★海外旅行あるある10選!

★盗難はまだマシ!手荷物から目を離してはいけない本当の理由

 

★CAバンビの弾丸旅行記★

 

★パリ3泊5日弾丸旅行記

★ハワイ2泊4日弾丸旅行記

 

はてなブログの方はぜひ読者登録をお待ちしてます♪


記事を更新した際にはツイッターでお知らせしています♪♪