皆様、こんにちは!元CAバンビのパリ3泊5日弾丸旅行記も「あ!」と言う間に最終日。。。
【パリ最終日】「さようなら、パリ。さっ日本に帰ろう」
をお送りします。
短いけど長かった3泊5日の弾丸パリ旅行。
最終日の朝ごはんを、本場パリの「ポール」で頂き、お店を出るとポツポツと雨が降ってきました。
本降りになる前に、さっさと荷物をまとめて日本に帰りたい!
ホテルに戻る途中、パリっ子ご用達スーパー「モノプリ」に寄って、バターとチーズを買い足します。
モノプリの前ではマルシェの準備をしていました。
開くまで待っていたかったけど、雨が少し強くなってきて退散。
頑張ってパッキングをした昨夜の自分に感謝する瞬間がやってきました!
ホテルに戻って、残しておいた保冷袋のスペースに買ってきたバターとチーズを入れたら荷造りは、ハイ、終了〜♪
チェックアウトをして、家路を急ぎます。
午後2時出発の飛行機までは、まだ少し早いけど、スーツケース2つと大きなボストンバッグを抱えて雨に降られるよりは、早めに空港に行ってゆっくりしたい。
サンミッシェル=ノートルダム駅では、「道の反対側からエレベータで行こう」だなんて、ダーリンも手馴れた感じで私を誘導してくれます(昨日もここ通った、笑)
駅の切符売り場のおじさん(昨日と同じ人)にも、さようならを言って、運良くちょうど来た空港行きの急行に乗ります。
パリ、シャルルドゴール空港までは「RER」と言う高速鉄道を使います。サンミッシェル=ノートルダム駅からは、このRERのB線で約40分。治安が悪い地域を通ることもあり、空港までB線に乗る際には急行に乗った方が良いと言われています。急行はパリ市内から、空港のターミナルまでほぼノンストップです。
私たちの乗る飛行機「エールフランス」はターミナル2なので、RERは終点で降ります。(使う航空会社により降りるターミナルが違う)
治安が良くないと言われていることや、昨日の私たちがRER A線で遭遇した事件のこともあり、RERには警戒心が非常に強くなっている...
(RER A線で巻き起こる事件についてはこちらに詳しく書いてありますので、お時間がある時にどうぞ♪)
今日も車内に人はまばらですが、殆どがスーツケースを持って空港に向かう人たちです。
私たちはサッと車内を見渡して、適度に人が居て治安の良さそうな場所、例えば身なりの良い人や家族連れの近くに腰を下ろします。
「身なりの良い人」とか言うと、ちょっと差別的な感じに聞こえるかも知れないけど、海外で身を守るには必要なことです。フランスの電車に乗っているスリは子供でも大人でもボロい服を着ていることが多いです。
見れば分かることもあるし、分かっているのに、スリに遭う場合も少なくないのです。
以前、会社の同僚と一緒にメトロに乗っていた時に、こう言った身なりの人たちに囲まれたことがありました。
体を擦り寄せてきて、明らかにオカシイと思って私はカバンをギュッと体の前で抱えて出来るだけ、距離を取ろうとしました。すぐ隣にいた同僚も気づいて二人で警戒していたのですが、降り際に同僚はカバンを引っ張られ財布をすられたのです!ホンの一瞬の出来事です。これだけ警戒していてもです!!
幸いにも、同僚の場合は海外用に携帯している小銭入れだったので、被害は最小限でしたが、皆様もお気をつけくださいませ。
話は逸れてしまいましたが、大切なことなので共有させて頂きました!
他にも海外に行ったら気をつけること、こちらに書いてます↓↓
パリ★テロは?治安は?★皆様に伝えたいこと★出発3日前
で、話はRERに戻って。
空港まで半分を過ぎた頃、お揃いのスーツを着てネクタイをしたお洒落な車内改札隊(女性ばかり5名)がゾロゾロと巡回してきました。海外の電車では車内改札は良くあることですが、こんなカッコイイやつは初めてでした。なんで5名も居たのかも謎(笑)
皆チケットを見せてチェックを受けています。
私たちの斜め前のボックス席に居た家族の番です。
何かトラブっている模様...
どうやらチケットが間違っていたようです。
良く見ると、小さな子供たちはミッキーの服を着ていて家族はスーツケースも持っていない。もしかして、ディズニーランドに行こうとしていた?
ディズニーランドは反対方向な上に途中でA線に乗り換えなくてはなりません。
女性改札隊が説明をするも家族はフランス語が分かりません。
近くにいた乗客の男性が出てきて英語で喋りかけますが、英語も分かりません。
困った改札隊は車内を何か言いながら周っています。おそらく、ポルトガル語が喋れる人を探していたみたい。
すると別の乗客の女性が「私が話せるのはスペイン語だけど、ポルトガル語と似てるからやってみる」と立ち上がり、家族の元へ。
女性は身振り手振りも加えながら、スペイン語で家族に説明しています。
私たちも含め喋れない周りの人たちも心配そうに家族を見ています。
改札隊5人と最初の男性とつぎのスペイン語の女性、また心配そうに見る周りの人達で何だか大事になっちゃっている感じ。
なんとか説明が通じたのか、次の駅に着くと、家族は「メルシーメルシィー」って車内の人たち皆んなに言いながら降りて行き、みなホッと胸を撫で下ろしました。
治安が悪い悪いと言われるRERで2日も続けて、人々が優しかった件を経験した、ダーリンと私。
さっきも言ったように気は抜けませんし、スリや強盗の被害があるのも事実です。
ですが、なんだかホッコリ♡
そうこうしているうちに、電車は終点シャルルドゴール空港、ターミナル2に到着です。
この後、更なる大事件が私たちに降りかかろうとは、その時、誰が想像できたでしょうか…
乞うご期待!(笑)
今日はここまで。
パリ最終日「さようなら、パリ。さっ日本に帰ろう」
〜空港までの電車。治安が悪いと言われるRERの乗客が意外にも優しかった件〜
をお送りしました!
前の日にRERで起こった事件については↓↓
パリの治安について書いた記事はこちら↓↓(パリだけでなく海外旅行に行く方はご一読を!)
他にもパリの色々書いてます♪♪
基本、旅行記です。元CAの目線から観光地、お買い物、美味しいお店なども紹介しています。
お得な情報なども載せてますので、ガイドブック兼、読み物として&ぜひパリの旅にお役立てください^^