皆様、こんにちは!元CAのバンビです。
昨日は、なぜか夜中に目が覚めてしまい、スマホで時間を確認しようとした私の目に飛び込んできたのは、あの「ノートルダム大聖堂」が炎に包まれているショッキングな映像でした。
パリの人にとっては、歴史的、宗教的な意味だけでなく、いつもそこにあり、景観の一部として生活の中に溶け込んでいただけに、喪失感は計り知れないものがあります。
この記事では、ノートルダムの現状と、再建に向けた【フランス大使館公式】の寄付の仕方を説明します。
私の「ノートルダム大聖堂」の思い出なども書いているので、早く募金がしたい!と言う方は、ぜひ飛ばしてお読みくださいね(^-^)
ノートルダム大聖堂、現状と再建に向けて
ノートルダム大聖堂と私
CA新人時代、国際線に配属され間もない頃、フライトで初めてパリに行った時に先輩に連れて行ってもらったのは、エッフェル塔でもルーブルでもなく、この「ノートルダム大聖堂」でした。
初めて見るゴシック様式のアーチ型の高い天井と奥まで続く広い空間に圧倒されたのを今でも覚えています。
当時は右も左も分からず、先輩にくっついて、滞在先から地下鉄で「シテ駅」まで行き、大聖堂を見て、近くのカフェでご飯を食べて、また地下鉄で帰ったため、そこが「シテ島」という島になっていることすら知らなかった私です...
その後は、パリ路線の担当になることが多かったので、ノートルダム大聖堂はもちろんのこと、シテ島やその周辺は幾度となく訪れ、この景観は私の記憶にも深く深く刻まれています!
私がこのブログを始めたキッカケになっている「3泊5日パリ弾丸旅行記」でシテ島を訪れた時の堂々と聳え立つ大聖堂の様子。
シテ島の散策の様子についてはこちら
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火災後の内部の写真
ディズニー映画でも知られる、時を知らせる「ノートルダムの鐘」は、焼け落ちてしまいましたが、不幸中の幸いと言えるのか、大聖堂のファサードを形成する、石造りの2つの塔と壁面の柱、象徴的なステンドグラスの薔薇窓などは崩壊を免れたようです。
(フランスの大衆紙 Le Parisien のサイトより)
大聖堂内には、13世紀に王サン=ルイ(ルイ9世)が、莫大なお金を払って収集した、キリストの十字架の欠片やイエスが十字架に架けられた際の荊冠(いばらの冠)などの歴史的な文化財がたくさん収められていました。
消防士によって焼失前に大聖堂の外に持ち出されたものもあるそうですが、全て持ち出せた訳ではないそうです。
再建に向けての動き
マクロン大統領は5年以内に、より美しい大聖堂を再建すると強い意思を示しました。また、有名企業や名だたる大富豪たちが次々と再建のための寄付を表明しています。
日本から寄付する方法とは?
パリは大好きな街の一つだし、微力ながら少しでもノートルダムの再建に協力できたら良いな♡と思って寄付の方法などを調べてみました。
フランス大使館が正式な情報を公開しています。
※SNS上などで寄付を募るものなどは詐欺の可能性もあるので、十分にお気をつけくださいね。
大聖堂の再建に向けた寄付を募るイニシアティブがフランス内外で数多く立ち上げられました。フランス文化財センター、ノートルダム財団、文化遺産財団、フランス財団の4つの団体が国とともに、だれもが透明性とセキュリティが確保された方法で協力できるよう募金活動を開始しました。
在日フランス大使館
フランス大使館公式
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パリ・ノートルダム大聖堂再建のための寄付について - La France au Japon
フランス大使館(すなわちフランス国)が公式に寄付を受け付けているのは以下の4団体だけです!
下記はスクリーンショットですので、上記のフランス大使館へのリンクからお願いします。
英語とフランス語のみとなっていますが、金額を選んでクレジットカードで支払いするだけで簡単です!
1)金額を選ぶ
(20€から20%まで税金から控除できるということが書かれています)
2)必要事項を記入
メールアドレスの下にチェックを入れると団体名(会社名)で寄付できます。
□ I am making a donation on behalf of an organisation.
3)クレジットカード情報を入力
赤い「Vaildate」をクリック!
4)寄付完了!
以上、 本日は
ノートルダム大聖堂の火災に関して&日本から寄付する方法
をお送りしました。
1日も早くパリの人々に笑顔が訪れることをお祈り申し上げます。