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絶対に焼かない!ハワイで使える日焼け止め3選★最強アネッサは使える?禁止されている日焼け止めは?

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

こんにちは!ハワイ渡航歴100回以上の元CAのバンビです。
日差しが強いハワイでは日焼け止めが必須ですよね。

しかしながら、ハワイ州では禁止されている日焼け止めがあることをご存知ですか?

 

この記事でわかること
  • 特定の日焼け止めが禁止された理由
  • ハワイの日焼け止めに関する法律
  • 日本最強のアネッサは使える?
  • ハワイで使える日焼け止め3選

 

▶▶︎ ハワイで使える日焼け止め3選を今すぐ見たい方はこちら

ハワイで特定の成分を含む日焼け止めが禁止された理由

ハワイ州では、特定の成分を含む日焼け止めの流通・販売が禁止されています。

これはハワイの素敵な海の珊瑚礁や海洋生物を守るため。

これまで日焼け止めに使われていた成分が、珊瑚や生物の生息に影響を与えてしまうことが分かりました。

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

年間約4,000~6,000トンの日焼け止めが、人の皮膚からサンゴ 礁の海域に流れ出ていると報告されていて、この日焼け止めに含まれる一部有害成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)が、サンゴ礁を白化させ、死滅させてしまう原因なのです。

ハワイ州観光局公式ポータルサイト allhawaii (オールハワイ)

 

海水中に溶け出した日焼け止め成分は、珊瑚礁の白化(死滅)や、またその周りに生息する海洋生物の絶滅を招く恐れがあるのです!

 

ハワイの日焼け止めに関する法律・条例

ハワイ州の「日焼け止め」に関しては(2024年6月現在)2つの決まり(法律・条例)があります。

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

★1つ目は2021年1月に施行された「サンスクリーン法 (SB2571)」と呼ばれるもの。
こちらは、珊瑚礁への有害が指摘されている成分を含んだ日焼け止めの流通と販売を禁止する法律でハワイ州全土で適用されています。

 

★2つ目は2022年10月に施行された「マウイ島の条例 (Ord-5306)」です。
こちらは、すべてのノンミネラルサンスクリーン(化学物質を含む日焼け止め)の流通・販売を禁止する条例で、マウイ島、ラナイ等、モロカイ島、(2022年12月〜)ハワイ島で適用されています。

 

皆さまがメインで訪れる、ワイキキやホノルルがある「オアフ島」では、(2024年6月現在)1つ目のハワイ州全土の法律が適用されています。

 

次の章では、オアフ島で禁止されている成分が入っていない日本で発売されている日焼け止めを3つ厳選しましたので、ハワイに行く方はぜひ参考にしてください(^-^)

 

(ハワイ全土の法律、マウイ島の条例、それぞれに禁止されている成分は後述します)

 

ハワイ・オアフ島(ワイキキ/ホノルル)で使える日本の日焼け止め3選

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

ハワイ州全土で禁止されているのは、紫外線吸収剤成分「オキシベンゾン」「オクチノキサート」です。

禁止成分が入っていない、かつ、日焼け防止の効果がきちんとあるものを私の独断により厳選&順位づけしました。

以下、1~3位まで色々と理由や効果の内容を書いてたら長くなってしまったので、先に結論からお伝えします!

ハワイで使える日本の日焼け止め3選

 

私が順位づけした理由やそれぞれの効果を知りたい方は以下も読んでね(^-^)

第1位 資生堂 ANESSA(アネッサ)

 

 

イチオシは資生堂のアネッサ。

日本で販売されている中では、右に出る者がいないほど有名で人気で効果も絶大です!

私はサーファーなので日本でも海に入ります!そして、海に入る時は絶対にアネッサを使っています。

今まで様々な日焼け止めを試したけど「海の中で絶対に日に焼けない」観点で考えるとアネッサに勝るものに出会ったことはありません。

問題は、それだけ強い成分が入っているものをハワイ州で使って良いのか?という点ですが!!

確かに昔に販売していたアネッサには禁止成分が使用されていました。

しかし、さすがは資生堂さん。

ハワイ州などである一定の成分の入った日焼け止めが禁止されてからも研究に研究を重ね、なんと!2024年現在、販売しているアネッサには禁止成分は入っていません!

(※アネッサにも種類があるのですが、NAと商品名に書かれているものは禁止成分なし)

また、オーシャンフレンドリー処方といって、資生堂独自の研究により、肌に塗った日焼け止めの成分が海に流れ出しにくい、珊瑚や海に優しい処方設計となっているのです。(資生堂HPで詳しくみる

 

もちろん、本来の日焼け止めとして効果も日々進歩していますし、海に優しいだけじゃなく、私たちのお肌に優しい成分も満載です。

さらに、2024年発売の「パーフェクトUV スキンケアミルク NA」(いわゆる金のアネッサ)には、新しくオートリペア技術というのが採用されています。

こちらは2024年のアネッサがどれだけすごいかを有名YouTuberさんが資生堂のラボまで行ってレポートしている動画です。

 

上記の動画は35分と長いのでポイントをまとめると次のようになります。

資生堂ANESSA(アネッサ)の3つの特徴

①オートリペア技術
表情や手や爪で擦ったりして、塗った日焼け止めが多少ヨレたり傷ついたりしても成分同士が動いてまたくっつく(カバーする)みたいな自動修復機能!

②膜均一化技術
一般的な日焼け止めは、汗水で効果が落ちてしまいがちだが、アネッサは違う!塗った日焼け止めの膜は、水に濡れた方が(水分を含んだほうが)膜が均一化して紫外線に強くなる!

③保水力パワーアップ
美肌サンエッセンスという様々な保湿成分を配合して保水力が上がっている!

塗り心地

ミルクの方は塗り心地はサラサラしているが、しっとり感がある。(様々な成分などから)絶対焼きたくない場合はこっち!
ジェルの方がしっとりが長続きするような気がする。
どちらも白浮きしない。
どちらも固形石鹸などで落ちる仕様となっているが、ミルクの方はクレンジングを使った方が落ちるかも。

という訳で、

絶対に焼きたくない場合はアネッサ一択!

 

 

第2位 カネボウ ALLIE(アリー)

 

 

カネボウのALLIEアリーも、日焼け止めとしての効果は抜群で資生堂のANESSAと人気を二分するブランドとして広く知られています。

アリーの方は、ビーチフレンドリー処方と謳い、日常生活での洗い流しやレジャー時の環境流出を考慮した、生態系への配慮がなされた処方設計となっていて、こちらも禁止成分は入っていません!

 

もちろん、日焼け止めとしての効果も確実で、水や擦れに強い「ウォータープルーフ&フリクションプルーフ機能」や、汗に強い「スウェットプルーフ機能」などの技術が使われています。

アリーの特徴としては、独自開発の皮脂ハンターパウダーが使われている点で、ハンターという名の通り、皮脂をキャッチしテカリやベタつきを防ぎ、時間が経っても美肌がつづく設計になっています。

 

**私のおすすめの使い方**

ここからは個人の感想になってしまいますが、私は使用感は実はANESSAよりもALLIEの方が好きで、サーフィン以外の時はALLIEを使っています!

特にジェルはさらさらしていて、パールがかっているので日焼け止めを塗った方がお肌のツヤや調子も良くなる感じがします。

海の中に入ってパシャパシャやっているだけの場合は、たぶんアネッサもアリーもそれほど紫外線を防止する効果に差はないのではないかと思うんです。(それぞれに研究開発は十分にやっているので)

ただ、サーフィン(OR その他のマリンスポーツ)に限って言えば、海の中で潜ったり顔についた水を払うのに何回も手で擦ったりします。さらに、マリンスポーツ中はいったん沖に出ると、長時間塗り直しが出来ないので、その状況においてはアネッサが最強だと思います。

 

という訳で、

マリンスポーツをしないならアリー!
日焼け止めなのにお肌が艶っぽく見える(気がする)

 

 

第3位 KOSE 雪肌精(せっきせい)

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

画像引用:Maison KOSÉ

※私が好きな大谷翔平選手がCMをしているから3位に選んだ訳ではありません‼️※

 

 

KOSE(コーセー)の販売する「雪肌精」シリーズも昔から定評があります。

資生堂のANESSAやカネボウのALLIEが日焼け止めに特化している一方、雪肌精は、日焼け止め単体というよりも化粧水〜美容液までライン使いで効果を実感できるような仕様となっています。

さらに
KOSEは海洋環境への配慮がすごい!

KOSEは元々2009年から沖縄のサンゴの育成支援「SAVE the BLUE」というプロジェクトを行っています。

自社の水槽で育てたサンゴで日々テストを重ね、専門家と連携し、代表的な紫外線防御剤 7 種類がサンゴの生育に影響を及ぼさないことを実際に確認し発表しています!(KOSEのプレスリリースより

2009年からサンゴの育成に携わってきたKOSEは「サンゴフレンドリー処方」となっておりサンゴへのこだわりが感じられます。
(〇〇フレンドリー処方は各社に共通していますね)

2023年1月から、ハワイで禁止されている紫外線吸収剤の成分を一切使わない、海の環境に配慮した処方設計を採用した日焼け止めの販売を開始しています。

雪肌精の特徴としては、3種類のハトムギエキスなどの成分が含まれていて、UVブロックと同時に肌にうるおいを与え透明感のある素肌に導く処方設計となっています。

また紫外線だけではなく、大気中の微粒子(花粉・PM2.5・ちり・ほこり)までブロックすることも知られています!

 

 

結局、どれがおすすめ?という方に!!

最初にも書きましたが、結論としては、シチュエーション別に以下の通りとなります。

 

ハワイで使える日本の日焼け止め3選

 

 

ハワイで使用が禁止されている日焼け止めの成分

ここからは長ったらしい成分などの名前を羅列するため、化学物質やその名前などにアレルギーがある方はお気をつけください(笑)

 

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

ハワイでの日焼け止めの使用に関する決まり(法律・条例)が2つあることは先ほどお伝えしましたね。

 

①2021年1月に施行された「サンスクリーン法 (SB2571)

②2022年10月に施行された「マウイ島の条例 (Ord-5306)

では、それぞれどんな成分が禁止されているのかを確認していきましょう。

 

ハワイ州全土で禁止されている日焼け止めの成分

まずは、多くの皆さまが訪れるワイキキ、ホノルルのある「オアフ島」を含む、ハワイ州全土で禁止されている成分を見ていきましょう。

(2024年6月現在)

対象となる成分は、オキシベンゾンまたはオクチノキサートという2つの成分です。

これらは、紫外線吸収剤といいサンゴ礁や海洋生物への有害性が指摘されています。

 

ハワイ州全土で禁止されている成分は、

オキシベンゾンとオクチノキサート。

※化粧品の成分名としては

オキシベンゾン=「オキシベンゾン-4、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸、オキシベンゾンスルホン酸」
オクチノキサート=「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル」

などと表記されている場合があります。

これら2つの成分を含む日焼け止めはハワイ全土での流通・販売が禁止されています。

 

マウイ島の条例で禁止されている日焼け止めの成分

一方、2つ目のマウイ島の条例はより厳しくて、マウイ島、ハワイ島、ラナイ島、モロカイ島などの離島へ行く場合に適用されます。

この条例では、すべてのノンミネラルサンスクリーンが禁止禁止されています。=ミネラル成分のみ使用の日焼け止めだけがOKということになります。

ミネラル成分とは、一切のケミカル成分を含まないもののことを言います。

現地では「MINERAL ONLY SUNSCREEN」の表示で販売されています。

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

日本でこちらに相当するものがどこを探しても見つからなかったのですが「100%オーガニック、またはミネラル」と書かれているものならOKっぽいです。
また、厳密には「ノンケミカル」と書かれているものは上記とは同義語ではないようなので、成分表を見てご自身で確認をお願いします。

 

ハワイで使えない日焼け止めを持ち込んだらどうなるの?


特定の成分を含む日焼け止めの「流通・販売」が禁止なのあって、持ち込みが禁止されている訳ではありません。(2024年6月現在)

また、皮膚がんなどの予防の観点から、日焼け止め自体の使用はむしろ推奨されています。

 

ハワイで使える日焼け止め3選!禁止されている日焼け止めは?最強アネッサは使える?

 

以上、今回はハワイで使える日焼け止め3選に加えて、禁止成分や禁止された理由についてお伝えしてまいりました。

ハワイの素敵な海の生態系を自分たちのせいで破壊してしまうのは絶対に避けたいですし、いつまでも青く透き通るハワイの海を私たちが楽しむためにも、今できることから協力をしていきましょう★