元CAが教える！飛行機に乗り遅れた時の上手な言い訳

皆様、こんにちは！元CAのバンビです。

以前、臨場感MAXでパリ、シャルル・ド・ゴール空港で飛行機に乗り遅れたシリーズ3部作をお送りしましたが、、、

ご興味ある方はこちらからどうぞ↓↓（結構ご好評頂いています♪♪）
この旅行最大のピンチ！元CAなんと飛行機に乗り遅れる（前編）

実は！！！！
元CAの分際で本当にお恥ずかしい話で、余り大きな声で言えないんですが、国際線の飛行機に乗り遅れた経験はこの時だけじゃないんです...

今回のパリ旅行では、乗り遅れた理由は自分のせいではありませんでしたが、10代の学生の頃から旅行が好きで、一人旅や友達と貧乏海外旅行に行きまくっていたため、（まだ若くて）寝坊、時間を勘違い、ただ単純に乗り遅れ、など…実は私には、世界各国で国際線に乗り遅れた暗黒の過去があるんです。

CAになってからは、さすがに自己都合の乗り遅れはないですが、つい去年もシカゴで乗り継ぎで失敗しちゃったり...（素人か！）
今回もパリでも乗り遅れたり...

若い頃はともかく、社会人になってからは会社も無遅刻だったので、時間にルーズと言う訳ではないんですよ^^;　

それなのになぜか、飛行機に乗り遅れた経験が人よりも豊富なため、せっかくなので経験を生かして、そんな時の対処法を皆様にお伝えすることにしました！（笑）

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いつか乗り遅れた時のために！
また、もしかしたら今まさに乗り遅れてしまい、どうすれば良いか検索している貴方のために！！

国際線★飛行機に乗り遅れた時の対処法まとめ

まずは３つの鉄則↓↓

・落ち着く！
・文句を言わない！
・お金がないアピールを！

お金はあるから代わりのチケットを買いたい！って方は→迷わず「スカイスキャナー」をお使いくださいませ♡
クレジット決済で一番手っ取り早いと思います。

では、チケット代は払いたくないけど、どうにかして別の便に乗せてもらいたいと言う方のための作戦をお伝えします。

あくまでも代わりのチケット貰えたらいいな♡って感じの対策で、これをしたからって100%チケットがGET出来るわけではないのでご注意くださいね。

ただ、知らないよりは知っていた方が代わりのチケットが貰える確率が高まるとは思います。

その１　下っ端作戦

国際線に乗り遅れると言うことがどんなことかカウンターの人は分かっています。
恐らくカウンターの人は、そんな人を毎日のように扱っていると思います。
向こうにとっては当たり前なんですね。

そして、カウンターの中でも偉い人（地位が上の人）には自身の裁量で代わりのチケットを用意する権限がある人が居るらしいです。

不可抗力だったり、航空会社のミスで乗れなかった場合は、航空会社が代わりのフライトを用意する義務がありますし、後で訴えられたら大変なので、現場の判断で他のフライトに回したり、場合によっては他社のフライトに振り替えられるよう航空会社間で協力したりもしているらしいです。

ただ、カウンターに居る誰もが権限を持っているわけではないので
作戦としては、こうです↓↓

とにかく下っ端（言い方悪くてすみません...）に気に入られて、権限を持っている偉い人に繋いでもらう。→ 権限を持っている人に事情を説明して代わりのチケットを発行してもらう。

そのためには、まずは落ち着いて行動しましょう。

間違えても、感情的になって下っ端の人に文句を言ってはいけません。下っ端の人は、代わりのチケットを用意する権限がないので、
「では、代わりのチケットを買って下さい。以上」
とそこで終わりになる可能性があります。

とにかく、まずは落ち着いて文句を言わないで、カウンターに居る人に
「急いだけど間に合わなかった。どうすれば良いですか？」
と聞いてみましょう。

チケットの種類や混雑状況にもよりますが、意外にすんなり次の便にチケットを振り替えてもらえる場合もあります。

ただ、すぐ次の便が混んでいたり空席がなかったりすると次の日や２日後に回される場合もあります。（もともと１日１便しかない場合もあるし、下手するとデイリーで飛んでない場所もあるしね←そんなとこに行く時は乗り遅れないで欲しいけど...）

問題は、下っ端の権限では他のフライトへの振り替えが無理な場合や、もっと早い便に振り替えてもらいたい時です。
その場合は偉い人に繋いでもらわなければ解決しません。

その２　偉い人作戦

偉い人に繋いでもらうためには、下っ端の人に自分の状況を理解してもらい、その人には手に負えない。上司に相談しよう！と思ってもらうしかありません。
一旦、断られても引き下がれない事情を気持ちを込めて説明しましょう。

代わりのチケットが貰えない場合↓↓

お金がないから、代わりのチケットは買えない。どうすれば良いか責任者と話がしたい。と言いましょう。

早い便に振り替えてもらいたい場合↓↓

急いで目的地に行かないといけない理由を説明しましょう。

かなり昔の話になりますが、学生の時に完全自己都合（寝坊）でバンコクから日本に向かう便に乗り遅れてしまいました。

カウンターに行き、代わりのフライトは用意してもらえたけど、それだと自分の卒業式に間に合わなくなるので（...汗）理由を説明して、その後も紆余曲折を経て、早い便に振り替えて貰えたことがあります。

最初は下っ端の人に「ゲートに行って、自分でお願いしてフライトを替わってくれるひとを見つけて来たらチケットを交換してあげる」と言われました。

まだ若かったので言われた通り、日本へ向かう飛行機のゲートに行って、何人かに自分でお願いしたけど、そんなの変わってくれるひとなんて居る訳もなく...（涙）

ションボリしてカウンターに戻ったら、そこの担当のボスみたいな人が出てきて、頑張りを認めてくれたのか「次の便のスタンバイリストの１番にしたから」と言われ、無事、卒業式の朝に日本に到着できました。めでたし。めでたし。

学生または若い人だけが使える裏技

裏技と呼べるか分かりませんが、外国に行くと学生はかなり優遇的措置を受けられます。「学生だからお金がない」と言い張りましょう。
欧米諸国はボランティア精神も旺盛なので、学生と聞くと優しくしてくれる場合が多いです。

学生証を見せろ！とかは、たぶん言われないので、社会人でも若い人は「学生」技は使えるかも。（←まあ、嘘つくわけなので自己責任でお願いしますね...）

若くない人も↓↓

カウンターの人や偉い人たちも、私たちが飛行機に乗り遅れたからと言って、別に意地悪をしたい訳ではないし、居座られたりしたら、後々面倒臭くなるので、お金がなくて代わりのチケットを買えないことなどをきちんと説明すれば、対応してくれる場合が多い（ような気がします）

とにかく、最後は「ひと対ひと」の交渉という訳です！

（航空会社やチケットの種類によってはゼッタイに無理な場合もありますので、威嚇したり居座って警察沙汰になるようなことだけは、おやめくださいね。相当高くつきます！）

遅刻の言い訳はどうする？

自己都合の場合

寝坊などの自己都合の場合は、どんな言い訳をしても航空会社には余り関係がないので
「体調が悪くて遅れてしまった」や「時間を勘違いしていた」などの簡単な理由を言えば良いと思います。

あんまり変な言い訳をすると逆に印象が悪くなるし、全ては向こうの裁量に掛かっているので。
ただ、バカ正直に「飲みすぎて寝坊した」「遊んでて時間に遅れた」とかは言う必要はありません！（っていうか、言っちゃダメ！）

自己都合ではない場合

例えば、先日のパリはカウンターのたらい回し、その前のシカゴは税関で引っかかってしまい何十分も待たされて、乗り継ぎ便に間に合わなかったと言う経緯がありました。

これは自己都合ではなく、不可抗力です。

そんな時は、それぞれの地点を通過した正確な時間を覚えておきましょう。
メモっておいたら確実です。（スマホで写真を撮っておくだけでもいい）
空港に着いたのが◯◯時◯◯分
最初にチェックインマシンを使ったのは◯◯時◯◯分
税関で待たされた時間◯◯時◯◯分〜◯◯分
と言うように。
自分は正当な時間に空港に居たにも関わらず、乗れなかったと説明できます。

一番の難関は言語ではないかと思う

と、ここまでどうすれば良いか？説明や言い訳での対処法をお伝えしてきたのですが、一番の難関は、どうやって外国語で説明するのか？という問題です！

よっぽどの田舎な空港でなければ「英語」が喋れれば、ほぼ問題はないと思いますが、焦っている上に母国語ではない言葉で、これらの交渉をするのは、結構大変だと思います。

自信がない場合は、無理して変な英語を使うより（間違えて伝わってしまうかも知れませんし）翻訳アプリや翻訳機を使うことをおすすめします。

あとは、日本語が喋れる人や日本人を探してみるとか。

日本の航空会社が乗り入れている空港なら、日本語を通訳できる人が居る確率は高いのでお願いしてみましょう。（日本人は優しいので、外国で同じ日本人が困っているのを見ると放っておけなかったりしますし...）