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【ワシントンDC弾丸旅行記】スミソニアン・アメリカ美術館と国立肖像画美術館で元CA変な置物にハマる!

皆様、こんにちは!元CAのバンビです♪♪
今日は〜ワシントンDC3泊5日弾丸旅行記〜より、1日目に訪れた「スミソニアン・アメリカ美術館と国立肖像画美術館」の紹介と変な置物にハマったお話をします。

それでは早速レポートをお送りします♪♪

ワシントンDC弾丸旅行記1日目
「スミソニアン・アメリカ美術館と国立肖像画美術館」
元CA変な置物にハマる!!

 

スミソニアン・アメリカ美術館と肖像画美術館について

「スミソニアン博物館」とはよく聞く名前かと思いますが、実は「スミソニアン博物館」という博物館がある訳ではないんです!多数の博物館、美術館、研究機関などをスミソニアン協会が管理していて、総称を「スミソニアン博物館群」と言います。

 

今日ご紹介する、スミソニアン・アメリカ美術館(Smithonian American Art Museum)と国立肖像画美術館(National Portrait Gallery)も、両方ともスミソニアン協会が管理する美術館です。

まず注目して欲しいのが、その建物!

スミソニアン・アメリカ美術館

 

ここは、アメリカの旧特許庁のビル。1836年から工事を開始し、30年以上の月日を経て1868年に完成しました。ワシントンDCでは最も古い公共の建造物の一つとして、国定歴史建造物に指定されています。

 

2つの美術館は中庭を中心に各階ごとに交互に入れ替わる変わった造りになっています。中庭は「コゴッド・コートヤード(Kogod Courtyard)」と呼ばれ、吹き抜けの美しい天井が最近ではインスタ映えスポットとしても人気の場所です。

 

スミソニアン・アメリカ美術館

「コートヤード・カフェ」もあり、軽食やコーヒーを飲みながら素敵なひと時を過ごすこともできます♪♪ 

  

肖像画美術館の大統領のコーナーが面白い!

数多くの作品の中でも2階の肖像画美術館側にある歴代の大統領のコーナーはとても人気です。

初代「ジョージ・ワシントン」 から第44代目の「バラク・オバマ」前大統領までの歴代の大統領の肖像画などが順番に展示されています。

 

初代「ジョージ・ワシントン」

全身が描かれたジョージ・ワシントンの肖像画は、ホワイトハウスとここ肖像画美術館にしかない貴重なものだそうです。

スミソニアン・アメリカ美術館

絵の中に描かれたペンや紙は、アメリカ独立宣言や条約への調印を暗示していて、窓の外の雲→虹は、その後の国の発展を暗示している(とボランティアの方が説明されていました)

 

第16代大統領「エイブラハム・リンカーン」

リンカーンが生きている間に型をとった「ライフマスク」です。デスマスクではありません!!19世紀は「ライフマスク」が流行っていたそうです。しかし、リンカーンは、このライフマスク(真ん中)を造った2ヶ月後に暗殺により亡くなっています。

肖像画美術館(スミソニアン)

 

第35代大統領「ジョンFケネディ」

NYの女性画家、エライン・デ・クーニングがフロリダ、パームビーチで出会った大統領に感銘を受けて描いた中の一枚。やはり、ケネディ大統領って人間的にも(男性としても?)カッコよかったんだなと思える絵。

肖像画美術館(スミソニアン)


 

第42代大統領「ビル・クリントン」 

不思議な絵です。
引き気味に観てくださいね(^-^;)

肖像画美術館(スミソニアン)


第44代大統領「バラク・オバマ」

背景の花は、オバマ前大統領の出身地ハワイの代表的な花(なの?)ジャスミンと、上院議員として活躍したシカゴ州の花である菊、そして彼のルーツでもあるアフリカの花、ブルーリリー(青いユリ)が描かれていて*1さらに緑の葉っぱは平和の象徴だそうです(←ボランティアの方の説明による)

肖像画美術館(スミソニアン)

 

 

 

ルース・ファンデーション・センター

ぜひぜひ行ってみて欲しいのが、3階〜4階の西側にあるルース・ファンデーション・センター(Luce Foundation Center)です!!

アメリカ美術館&肖像画美術館

こんな素敵な場所♡ですが…

ルース・ファンデーション・センターは、アメリカン美術館が所蔵する3000以上もの作品を公開展示している「倉庫」なのです。

実は博物館や美術館って、展示されている作品の数倍〜数百倍もの作品が倉庫に眠っていて、改修や展示の順番を待っていたりするのです。このセンターは、そんな倉庫自体を公開して皆に見てもらおう!というコンセプトな訳です。

 

そして、今回私がハマったのがココにある変な置物たち!(笑)
一応「倉庫」なので、1〜2階にある一般の展示とは違って、ガラスの扉がついたショーケースに作品がカテゴリーごとに整列されています。

↓↓ツボのコーナー

Luce Foundation Center(ルース・ファウンデーション・センター)

 

アルバート・ホッジの「デビル・フェイス・ジャグ」
Devil Face Jug by  Albert Hodge*2

Luce Foundation Center(ルース・ファウンデーション・センター)

 

↓↓木製の魚たちのコーナー

スミソニアン・アメリカ美術館

 

↓↓ なんだか良く分からない小さな人形たち

Luce Foundation Center(ルース・ファウンデーション・センター) 

 

この美術館のすごい点は、一つ一つに番号が付けられていて、その場でスマホでどのような作品なのかを確認できること!もちろん、無料のWi-Fiも使えます。

http://s.si.edu/search(←ここにアクセスして番号を入れるだけ)

スミソニアン・アメリカ美術館


これミッキーマウスだそうです(えっ?!)*3

https://s3.amazonaws.com/assets.saam.media/files/styles/x_large/s3/files/images/1986/SAAM-1986.65.311_2.jpg?itok=v79lUm3i

Mickey Mouse Kachina | Smithsonian American Art Museum

ミッキーマウス カチーナ

カチーナとはアメリカの先住民族の信仰する霊で、物や自然現象に宿る「生命をもたらすもの」だそうです。しばしば子供に信仰を教えるため木彫りの人形に用いられるそう。

 

https://s3.amazonaws.com/assets.saam.media/files/styles/x_large/s3/files/images/1997/SAAM-1997.124.99_2.jpg?itok=05qgByXj

Masked Figure | Smithsonian American Art Museum

こちらもカチーナ人形。頭の上の羽は、本物のニワトリの羽を使用。色とか模様がカワイイ(^-^)

 

https://s3.amazonaws.com/assets.saam.media/files/styles/x_large/s3/files/images/1985/SAAM-1985.6_1.jpg?itok=y6ahgTcx

The Very Strong Man | Smithsonian American Art Museum

 

アメリカ美術館にあるほどなので、有名な方たちの作品なのでしょうが、私の知識が無いからなのか、名前を見て「あ、あの人ね!」という方は一人もいませんでしたが…

なぜか私、これらの変な置物(?)みたいのにハマってしまって、今もまた美術館のページをずーっと見ていても飽きないです。興味があってもっと見たい♡と言う方は、ぜひ、こちらのページからご覧くださいね!↓↓
Browse Art | Smithsonian American Art Museum and Renwick Gallery

 

3階には、タバコの自販機を改造して造った、アート作品の自販機があります。一つ5ドルだそうです。将来、高額で取引されることになる作品もあるかも!?

芸術の自販機


ルース・ファンデーション・センターでは、この他にもテーマに沿って作品を探していく「宝探しゲーム」や地元のミュージシャンによる音楽イベント、更にはヨガのイベントなど、一般の人がアートに触れる機会を増やすために企画された面白いイベントが目白押しです♪♪

イベントの詳細は公式サイトからご覧になれます!↓↓
Programs and Activities | Smithsonian American Art Museum

 

外観も素敵なアメリカ美術館&肖像画美術館 

 

建物は「旧特許庁ビル」だったお話は先ほどしましたが、階段に人が座って寛いでいる感じが、ローマのスペイン広場みたいで素敵だな…と思って撮った一枚↓↓

スミソニアン・アメリカ美術館

 

お庭にあるアート作品
ジョナサン・ボロフスキーによる「Man with Briefcase(ブリーフケースを持つ人)」

アメリカ美術館&肖像画美術館

 

アメリカ美術館と肖像画美術館の場所、会館時間など

 

場所:

アメリカ美術館と肖像画美術館は、ワシントンDCの中心であるホワイトハウスや国会議事堂から徒歩10~15分くらいの場所にあります。

メトロは「Gallery Pl & Chinatown(ギャラリープレイス&チャイナタウン)」の駅からはすぐ目の前で、「Metro Center(メトロセンター)」からは徒歩5分くらいです。

 

開館時間:11:30~19:00(12/25は休館)

ナショナルモールにある、他のスミソニアン系の博物館、美術館は殆どが17:30までなので、他の博物館が終わってからも夕食までの時間こちらで楽しむことができます♪♪

入場料:無料
スミソニアン協会では、創立者のスミソンさんの遺志により入場料が無料となっています。無料なので何回も出たり入ったりできますし、見たい絵だけサクッと見に行けるのも嬉しいですね(^-^)

 

アメリカ美術館と肖像画美術館の周辺にあるおすすめスポット

 

「カルバリー・バプテスト教会(Calvary Baptist Church)」

3月下旬〜4月上旬には教会の前に植えられた桜が濃い赤茶の外観に映えます。

 

チャイナタウンの鳥居

3〜4ブロックの小さなエリアがチャイナタウンです。鳥居はメトロの駅に直結しています。夜はライトアップされて更に綺麗です(^0^)

チャイナタウン

 

レストラン「リーガル・シーフード」

地元の人に人気の美味しいシーフードのお店です♪♪クラブケーキとロブスタービスクがおすすめ!

リーガルシーフード

 

ワシントンDCのインスタ映えスポット15選もおすすめ↓↓(^0^)

 

 以上、今日は

ワシントンDC弾丸旅行1日目に訪れた
「スミソニアン・アメリカ美術館」と「国立肖像画美術館」
&元CA、変な置物にハマる!

をお送りしました〜♡ 

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